最高裁判事に寺田逸郎氏
12月7日
13時31分
政府は7日の閣議で、最高裁判所の新しい判事に、広島高等裁判所長官の寺田逸郎氏を充てる人事を決めました。
この人事は、最高裁判所の近藤崇晴判事が先月、病気で亡くなったことに伴うものです。新しい判事に決まった寺田氏は、62歳。法務省民事局長や、さいたま地方裁判所の所長などを経て、ことし2月から広島高等裁判所の長官を務めています。寺田氏の起用について、仙谷官房長官は記者会見で「これまで、政府の司法制度改革にも携わってきた方で、今の時代の最高裁判所の判事にふさわしい」と述べました。この人事は今月27日に発令されます。