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証言食い違い!海老蔵事件、店内調べ直し (2/2ページ)

2010.12.7 05:05
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証言食い違い!海老蔵事件、店内調べ直し
市川海老蔵 【フォト】

 先月25日の事件発生から11日たった6日。警視庁は海老蔵を殴った中南米系ハーフの男(26)に対する傷害容疑の逮捕状を更新した。

 男の行方は分かっていないが、この日、新たな事実が判明。店内から見つかった海老蔵以外の2人の血痕をDNA鑑定した結果、1人はリーダー格のものと分かった。このため、リーダー格が海老蔵にけがをさせられた可能性が強まった。警視庁は数人の捜査員を派遣し、関係者の立ち会いの元、再び店内を調べた。

 事件をめぐってはこれまで、海老蔵は警視庁の調べに「リーダー格を介抱していたら、男に一方的に殴られた。店外でも殴られた」と説明。これに対し、店の関係者や目撃者は「海老蔵の乱暴な介抱を見かねた男が殴った。外では殴っていない」と語っている。リーダー格も周囲に「海老蔵が先に殴った。けがの診断書もある」と証言。海老蔵と加害者側のこうした食い違いがなぜ生じたのか、警視庁が再び真相究明に乗り出した形だ。

 また、海老蔵が事件後、携帯電話がなくなったと証言しているのに対し、逮捕状の男の関係者は「携帯電話は店にある」としていた。このため、海老蔵の遺留品をめぐる捜査も行ったようで、警視庁は今後、海老蔵のほか、まだ接触できていないリーダー格の事情聴取も進める方針。

 捜査の進展が注目される中、海老蔵が降板した京都・南座の「吉例顔見世興行」で代役を務める歌舞伎俳優、片岡愛之助(38)の元に、海老蔵から直筆のわび状が届いたことも分かった。毛筆の直筆で「このたびはご迷惑をおかけして本当に申し訳ありません」とおわびの言葉とともに、感謝の言葉が綴られていたという。

 テレビ朝日系「スーパーモーニング」の取材に片岡は「お手紙を書けるくらい体に何も支障がなかったんだと思い、ホッとしました」とコメント。周囲を巻き込んだ事件の波紋の大きさに、海老蔵も改めてわが身を振り返っているに違いない。



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