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2010年12月6日(月) 19:18 |
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4億画素のデジタルカメラを開発
岡山市の会社が世界最先端と言われる4億画素のデジタルカメラを開発し注目されています。 特に歴史的な資料のデジタルデータ化に大きな変革をもたらす技術として様々な分野で活用され始めています。
岡山市北区、デジタル画像の制作を手がける「コンテンツ」です。 4億画素のデジタルカメラで撮影した高野山の多宝塔です。 建物の全体も、ディーテールも1枚の写真に収められています。 この写真の撮影に使われたのが、「コンテンツ」が自社開発したカメラです。 開発に数千万円かかった世界最先端のカメラです。 建物の撮影以外にも美術品や古文書をデジタルデータで保存するのに使います。 今のA4とほぼ同じサイズで印刷された浮世絵を、4億画素カメラで撮影したものです。 光の当て方を変えた画像を重ね合わせることで紙に刻まれた凹凸までデジタルデータ化することが可能になりました。 他の会社が手がけてこなかった技術です。 この技術を開発したことで、地方都市の会社ながら全国各地の博物館や大学などから注文が徐々に増えています。 このカメラで撮影したものは、開発が進められているスーパーハイビジョンテレビでも素材として活用が可能なことから、ビジネスチャンスはまだまだ広がると期待を膨らませています。
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