NHK大阪府のニュース　大阪放送局

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１億円余 脱税容疑で告発

取引先の会社から３３００万円を騙し取ったとして大阪地検特捜部に逮捕されたコンサルタント業の男が、３年間で２億７０００万円の所得があったのに全く申告せず、１億円余りを脱税したとして、大阪国税局から告発されました。
告発されたのは大阪・城東区の医療コンサルタント業、てい茂喜容疑者（５０）です。
てい容疑者は知り合いの会社社長らに対し「希望する取引を仲介するが、成立させるためには先方に協力金を渡す必要がある」などと嘘を言って協力金と謝礼の名目でこの会社から３３００万円をだまし取ったとして、先月、詐欺の疑いで大阪地検特捜部に逮捕されました。
関係者によりますと、てい容疑者は薬局の経営会社に場所をあっせんするなどして手数料を得ていましたが、大阪国税局が調べたところ、おととしまでの３年間に２億７０００万円の所得があったにも関わらず一切申告せず１億円あまりを脱税していたことがわかったということで、国税局は、てい容疑者を所得税法違反の疑いで大阪地検に告発しました。
てい容疑者は「自分の仕事は領収書や請求書を発行しないことが多いので、税務署にばれることはないと思い、申告しなかった」と話しているということです。

12月07日　08時37分

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