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北方領土で空港整備へ 「ロシアの土地だ」プーチン首相

2010年12月7日10時27分

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 【モスクワ=副島英樹】ロシアのプーチン首相は6日、極東ハバロフスクで、自ら党首を務める最大与党「統一ロシア」の極東連邦管区の会議に出席し、北方領土の択捉島や国後島を含め極東各地で空港整備を進めると表明、「これは我々ロシアの土地だ」と強調した。国内の空港整備に来年は250億ルーブル(約680億円)を投入、そのうち3分の1は極東向けだとした。

 インタファクス通信によると、北方領土を管轄するサハリン州のホロシャビン知事も同日、色丹島で水産加工の初期冷凍施設を新設し、サンマやスケトウダラの漁獲量を拡大させると表明。長さ106メートルの新たな係留施設も建設予定だと明らかにした。

 この日の会議のテーマは、2020年までの極東の社会経済発展戦略。ホロシャビン知事によると、連邦政府によるクリル諸島(千島列島)発展計画には180億ルーブル(約500億円)が投じられる。

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