大阪の箕面警察署の巡査部長が拳銃を隠し持っていたとして逮捕された事件で、警察は6日夜、巡査部長の自宅の捜索を行い、本物とみられる拳銃4丁と弾およそ200発を見つけ、押収しました。
この事件は、大阪府警・箕面警察署地域課の巡査部長、池田周史容疑者(48)が大阪・茨木市の自宅に32口径の回転式拳銃1丁と実弾2発を隠し持っていたとして、6日、銃刀法違反の疑いで逮捕されたものです。警察は、池田巡査部長が「本物の拳銃4丁を自宅で所持している」と供述したため、6日夜、自宅を捜索しました。警察によりますと、池田巡査部長がふだん使っている部屋から本物とみられる拳銃4丁と弾およそ200発が供述どおり見つかり、押収したということです。捜索は、立ち会っていた家族が体調を崩したため途中で中断されましたが、池田巡査部長がほかにもモデルガンを改造して実弾を撃てるようにした銃が6丁あると説明していることから、警察は、7日に改めて残りの銃を捜すとともに押収した銃を鑑定し、殺傷能力や発砲した痕跡がないかなどを調べることにしています。