オウム真理教から改称したアレフが、東京・足立区に新たに購入した施設に大量の荷物を運び込んでいるのが確認されました。施設の移転を始めたとみられています。
警視庁によると、アレフは5日、足立区保木間の施設から、新たに購入した足立区入谷の施設へ段ボール約200箱分の荷物を車4台を使って搬入しました。入谷の新しい施設にはこれまでにも小規模な荷物の搬入はありましたが、これほど大規模に荷物が運び込まれたのは今回が初めてです。関係者によると、アレフは、これまで拠点としていた東京・世田谷区の施設からこの施設への移転も計画しているということで、公安当局は、この施設が教団の最大の拠点になる可能性があるとして警戒を強めています。