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【芸能・社会】

10周年レミオロメン 故郷・山梨で凱旋ライブ

2010年12月7日 紙面から

 人気ロックバンド「レミオロメン」が、バンド結成から丸10年を迎えた6日、甲府市の山梨県立県民文化ホールで、全国ツアー「花鳥風月」(53カ所64公演)の一環として、「結成10周年記念ライブin山梨」と銘打った地元凱旋(がいせん)公演を開いた。

 バンド結成10年目で初めて全都道府県を回る過去最大規模のツアーは、今年5月に同所からスタート。今月8、9日の東京・NHKホールでの追加公演を除き、この日がファイナルとなる。

 「こうして今日、みんなと一緒に10周年の記念日を迎えられて本当に幸せです」。ボーカル&ギターの藤巻亮太(30)が万感の思いを込めてあいさつした。

 藤巻とベースの前田啓介(31)、ドラムの神宮司治(30)は、山梨県内の小・中・高の同級生。高校時代に所属していたブラスバンド部で仲良くなったという。高校卒業後はそれぞれ別の道を歩んでいたが、10年前のこの日、3人は前田の実家に集合。こたつでみかんを食べながら将来について話し合い、バンド結成を決めたのだった。

 01年から楽曲作りを開始し、03年にインディーズデビュー。06年8月には、甲斐市の日本航空学園で、日本初の滑走路ライブを実現させた。地元ファンとともに成長してきた3人は、結成10年記念日は山梨で迎えたいというこだわりがあった。

 藤巻が「ファイナルにふさわしい集大成的なライブにしたい」と宣言したとおり、ステージでは「粉雪」「恋の予感から」をはじめ、来年1月発売の新曲「Your Song」など全21曲を約2時間半にわたって披露。アンコールでは、約3300人のファンが、山梨で生まれた名曲「3月9日」を合唱してメンバーを祝福した。

 来年は、その3月9日から横浜と神戸でスペシャル公演がスタート。「明日(7日)から11年目。もっと先の活動に向けて一曲一曲真剣に音楽を作って、みんなの心に伝わるライブをやっていきたい」。大きな達成感を胸に、藤巻は決意を新たにした。

 

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