韓国挺身隊問題対策協議会より訃報のお知らせがきました。
梁さんも書いていますが、何もないまま年越しができると
思っていましたが。
シム・ダリョンハルモニのご冥福をお祈り申しあげます(立石孝行)
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皆さま
韓国挺身隊問題対策協議会
梁路子です。
テグの市民の会から訃報が伝えられました。
今年下半期は悲しいお知らせをしないまま年を越せると思っていましたが、、、
12月5日午後7時50分に
テグに住むシム・ダリョンハルモニが享年83歳でこの世を去られました。
シム・ダリョンハルモニは
1927年7月5日に慶尚北道漆谷郡の貧しい村で生まれました。
12歳ごろに姉と野草取りに出かけたところ日本軍につかまりトラックに
載せられ台湾の慰安所に連行されました。
そこでの暴行と精神的ショックで長い間精神病を患いました。
解放(終戦)後に韓国に戻りましたが、何も記憶できず病気に苦しみました。
口もきけなかった姉を妹が見つけて家に連れて帰り看護しました。
日本軍「慰安婦」被害の後遺症で
ハルモニは子宮頚部がん手術を受けるなど
様々病気を抱えながらも
奪われた名誉と人権を取り戻すため活発に活動されました。
ハルモニは、2010年6月末から肝臓がんで入院し、痛みに苦しみました。
生前には日ごろから戦争が起こって自分のような苦しみを受ける人がない
よう努力することをお願いされ
病床では「人のように生きられなくて悔しい。生きて日本政府が謝罪するのを
必ず見なければならないのに、、、」と話していました。
ハルモニの最後の逝く道が寂しくないよう日本からもお祈りください。
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