4季ぶりにJ1に復帰する甲府が、次期監督の選定を進めていることが5日、分かった。昇格クラブとしては異例の指揮官の交代に踏み切る方向で、就任1年目の内田一夫監督(48)は退任する見込み。後任の最有力候補として、大宮、札幌などで監督経験がある三浦俊也氏(47)をリストアップした。
関係者によると、フロントは、内田監督の手腕を評価しているものの、最大目標であるJ1定着に向けて、最古参のMF藤田を構想外とするなど戦力の大幅な見直しを進めると同時に、J1で指揮経験がある指揮官の招へいに動いているという。最有力候補として名前が挙がっている三浦氏は、水戸(当時JFL)、大宮、札幌、神戸などで監督を務めた。