仙谷由人官房長官は6日午前の記者会見で、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐり、被害を受けた海上保安庁巡視船の被害の賠償請求について「中国側にはまだ(請求が)できる状況にはなっていない」と述べた。仙谷氏は損害賠償額の査定が終わっておらず、海保側から報告が上がっていないことを理由に挙げた。