≪韓米FTA追加交渉の合意要旨≫
<自動車部門>
▼乗用車関税
あらゆる乗用車を対象に、互いに4年後に関税を撤廃。米国は、韓国車に対する輸入関税2.5%を発効後4年間維持した後に撤廃。韓国は発効日に米国車に対する8%の輸入関税を4%に引き下げ、これを4年間維持した後に撤廃。
▼電気自動車の関税
韓国は発効日に関税8%を4%に引き下げ。韓国(4.0%)と米国(2.5)が4年にわたり関税を均等に撤廃。
▼貨物自動車
米国は発効から7年経過後に関税(25.0%)を均等に撤廃。9年の撤廃期間は据え置き。
▼セーフガード(緊急輸入制限措置)
韓米FTAに規定された一般セーフガード以外に、自動車に限定した相互主義のセーフガードを導入。
▼安全基準
メーカー別に米国安全基準を2万5000台満たした場合、韓国安全基準を順守したものと認定。
▼燃費・二酸化炭素基盤の税制
自動車税制が二酸化炭素・燃費基準に変更される場合、韓米FTAの透明性規定に従う。
<韓国側要求事項に関する合意>
▼米国産豚肉の輸入関税撤廃時期を2年延長、2016年に調整。
▼韓国企業の米国内支社に派遣された労働者に対するビザ(L−1)の有効期限を延長。
▼後発医薬品の市販許可に関する許可・特許連係義務の履行を3年間猶予。