2010年10月8日 21時49分 更新:10月8日 23時37分
サッカーの国際親善試合、キリンチャレンジカップは8日、埼玉スタジアムで行われ、ザッケローニ監督が初めて指揮を執る日本代表(FIFAランキング30位)は、アルゼンチン代表(同5位)に1-0で勝利した。日本は前半19分、長谷部(ウォルフスブルク)のミドルシュートを相手GKがはじいたところを、岡崎(清水)が走り込んで得点した。
ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の代表メンバーが14人入った日本は、アルゼンチンと04年8月の国際親善試合(静岡)以来の対戦で、過去の対戦成績は日本の6戦全敗だった。W杯8強のアルゼンチンは、同大会の代表メンバー13人を含む22選手で来日。昨年の世界年間最優秀選手のFWメッシ(バルセロナ)はフル出場した。
日本は12日にソウルで、韓国代表と国際親善試合を行う。
○日本1-0アルゼンチン●
日本が先制点を守りきってアルゼンチンを相手に代表戦初勝利。前半19分、長谷部の強烈なミドルシュートをGKロメロがはじき、こぼれ球を岡崎が右足で流し込んで先制点を挙げた。メッシを中心としたアルゼンチンの多彩な攻めをGK川島の好セーブなどでしのいだ。センターバックの今野、栗原ら守備陣は、試合が進むにつれて安定感を増した。アルゼンチンは押し気味に試合を進めたが、攻守でミスが目立った。