名古屋グランパス 優勝報告会

12月5日 17時42分

サッカーのＪ１で初優勝した名古屋グランパスの選手たちが、優勝をファンに報告するイベントが名古屋市で開かれました。

グランパスは、Ｊリーグ発足から１８年目で悲願の初優勝を果たし、４日に今シーズンのリーグ戦を終えたことから、優勝の報告会を行いました。会場の名古屋市中区の久屋大通公園はおよそ４５００人でいっぱいとなり、ストイコビッチ監督は体調不良のため欠席しましたが、選手やスタッフなど４０人余りが顔をそろえました。そして、キャプテンの楢崎正剛選手が「長い間、待たせてごめん」と言って会場を沸かせ、「皆さんが喜んでいるのを見るとうれしく思います。これからもこうやって喜べるチームでありたいです」とあいさつしました。また、先月２０日の優勝を決めた試合で決勝ゴールを挙げた玉田圭司選手は「皆さんのおかげです」と話していました。最後に集まった人たちが「名古屋グランパス」と掛け声と手拍子で選手たちにエールを送り、報告会を締めくくりました。訪れた１８歳の女子大学生は「ストイコビッチ監督が現役の頃から応援していたので、優勝して本当にうれしいです。いっぱい夢を見させてもらいました」と話していました。