県内JAの話題
2010年12月01日
食品添加物、実験で学ぶ [JA佐久浅間]
実験を通じて食や農業への知識を深めてもらおうと、JA佐久浅間はこのほど、小諸市諸の市立水明小学校で食農教育講座を開き、6年1組の児童と保護者約40人が受講した。
「目で見て確かめよう!食べ物の正体」と題し、市販されるさまざまな食べ物に含まれる食品添加物について学習。同JA生活部企画指導課の飯塚由美子課長と山浦晃子考査役が児童に手ほどきしながら、合成着色料を用いた毛糸の染色や果汁を一切使わないオレンジドリンク作りなど4つの実験を行い、人体に影響を及ぼす恐れがある食品添加物の種類や特徴を学んだ。
保護者は「普段口にする食べ物を使った実験で、子どもたちも楽しみながら学べたと思う。買い物の際は、食品表示を見るように心掛けたい」と話していた。
JAは今後も、地域との連携を深め、次世代への食農教育活動に積極的に取り組むとしている。
写真=毛糸の染色実験を行う児童
2010年12月1日「日本農業新聞」信州から