- このページの位置情報
-
- HOME
- 放送予定
2010年12月 6日(月)放送
ジャンル:医療・福祉
ワクチンが打てない
~遅れる日本の予防接種~
(NO.2975)
海外では全ての子どもに無料でうつのが当たり前のワクチンが日本では使えない、数万円の費用が壁となり接種率が上がらない、など、日本の予防接種は他の先進国より20年遅れていると言われている。このためポリオにかかって手足がマヒしたり、肺炎球菌やヒブに髄膜を侵され命を失う子ども達が後を絶たない。かつてはワクチンを積極的に接種していた日本が、なぜ「遅れた国」と言われるまでになったのか?背景には、副作用問題にゆれてきた過去やワクチンの効果を検証する体制の不備があるとみられている。社会の将来を担う子ども達を大切に育てるには、今、何が求められているのか?事実上の義務化を進める欧米の事情も取材し、ワクチン問題解決の方策をさぐる。
- 2010年11月 8日(月)放送外国人患者を獲得せよ ~医療ツーリズムの光と影~
- 2010年11月 1日(月)放送微生物とつながる農業
- 2010年10月20日(水)放送多剤耐性菌に立ち向かえ
- 2010年 7月20日(火)放送生物資源めぐる世界対立
- 2010年 7月15日(木)放送目指すは“世界最高” iPS細胞・山中教授に聞く
2010年12月 7日(火)放送
ジャンル:国際 医療・福祉
遅れる日本の医療機器
~解消できるか“デバイスラグ”~
(NO.2976)
超小型の補助人工心臓、糖尿病用インシュリン自動注入器(コードレス型)…欧米では当たり前に使われている先端医療機器が日本では承認が遅れるなどして、使えないというケースが相次いでいる。これは「デバイスラグ」と呼ばれ、平均でアメリカが1.2年なのに対し、日本は2.9年というのが現状だ。「デバイスラグ」の背景には、工学系の専門知識を備えた審査官が育っていないことや、技術革新に伴う頻繁な「バージョンアップ」に対して、その都度一から審査するといった未整備な審査体制、さらに審査にかかる費用が高額で中小企業が参入しにくいなどの問題が指摘されている。日本の技術力を生かした「革新的医療機器」の開発には何が必要なのか、考える。
【再放送時間変更のお知らせ】
BS2:24:20~24:46(8日(水)午前0:20~)
- 2010年11月25日(木)放送広がる波紋 遺伝子組み換え動物
- 2010年11月10日(水)放送放射性物質“トリウム”最前線
- 2010年11月 8日(月)放送外国人患者を獲得せよ ~医療ツーリズムの光と影~
- 2010年10月28日(木)放送逆風のオバマ “変革”の行方
- 2010年10月26日(火)放送介護保険“置き去り”3万8000人