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嗜癖行動の理解深めて 岡山で日本嗜癖行動学会アルコール依存症や薬物中毒といった嗜癖(しへき)行動について考える「第21回日本嗜癖行動学会岡山大会」が20日、岡山市中区古京町の岡山衛生会館で始まった。21日まで17の研究発表や講演などが行われる。 初日は、全国から医療関係者ら約150人が参加。大会長の堀井茂男・慈圭病院長が講演でアルコール、ギャンブル依存症の事例や治療法を紹介し、「サポートする側が一緒になって患者の生きがいを見つけられる支援環境をつくろう」と呼び掛けた。 ギャンブル、薬物依存症を克服した元患者や摂食障害の家族を抱える4人の体験発表もあった。 2日目は「自殺予防と嗜癖問題」をテーマにしたシンポジウムに加え、午後1時からは岡山大大学院医歯薬学総合研究科の内富庸介教授らによる市民公開講座もある。
(11/20 23:30)
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