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調査リポート

OLの考えるダメ上司、1位は「発言にブレがある」あの人

「この人、言ってることがころころ変わるなあ」「ついこの間までは反対のことを主張してたのに」――上司に対してそんな不満を感じたことがある人は多いだろう。「40〜50歳代の男性上司に関する意識調査」で、女性社員の考える“ダメ上司”像が明らかになった。

[杉本吏,Business Media 誠]

 「この人、言ってることがころころ変わるなあ」「ついこの間までは反対のことを主張してたのに」――上司に対してそんな不満を感じたことがある人は多いだろう。コミュニケーションデザイン総合研究所が行った「40〜50歳代の男性上司に関する意識調査」で、女性社員の考える“ダメ上司”像が明らかになった。インターネットによる調査で、回答者は20〜34歳のOLと公務員の女性517人。

 調査によると、「身近にいる40〜50歳代の男性上司がなぜダメ上司なのか」を聞いたところ、最も多かった回答は「主張や発言がブレるから」で81.6%。以下2位は「頼りがいがない」(80.3%)、3位「筋が通っていない」(78.5%)と続いた。

ts_bb1.jpg 「40〜50歳代男性上司に関する意識調査」(コミュニケーションデザイン総合研究所)

 それらダメ上司の具体的なエピソードを自由回答で聞いたところ、「セクハラする」「キレる、八つ当たりする」「遅刻、欠勤する」「残業しない」といった回答が上位にランクイン。ダメ上司に対するアドバイスは「熱意を見せてほしい」「筋の通った発言をしてほしい」「自分に自信を持ってほしい」といった回答が並び、OLが「芯のあるブレない上司」を求めていることがうかがえる。

 同調査では、「ダメ上司のイメージがある有名人」についても回答を募集。その結果、最も多くの票を集めたのは麻生太郎首相で、回答した全員が「主張や発言がブレるから」を理由として挙げた。2位以下には、高田純次さん、温水洋一さん、石田純一さん、出川哲郎さんらが続く結果となった。

 調査を行ったコミュニケーションデザイン総合研究所は、「次期首相に対してOLらが期待しているのは、ブレない、筋が通った、頼りがいのある、麻生首相とは真逆の存在ということがうかがえる。各政党の責任者は、OLからの得票数を増やすために、党首と候補者の“サムライ度向上”を図ってみてはいかがでしょう」とコメントしている。

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