苦手な上司の対処法で最も多かったのは、62.7%の「受け流すようにしている」。その次に多かったのは、55.2%の「極力、接触をしないようにしている」。この結果からは、苦手と思える上司の問題点を改善することが、いかに難しいかが分かる。多くの人は諦めているのだ。極力被害が及ばないよう、「気にしない」「近づかない」という方法を取っている。
直接、本人に直してもらいたい点を言う人や、その上司のさらに上の役職の人に相談する人は、それほど多くない。下手に指摘したり相談したりすると、問題が大きくなるからだろう。ただ、こういった「諦め」が多くなると、職場全体の士気が下がり、チームワークも乱れる。なかなか手を付けられない問題かもしれないが、「とにかく我慢しよう」と、職場のみんなが思っていると、取り返しの付かない状況に陥ってしまうかもしれない。
具体的な対処法も聞いてみた。はっきりいって、多くは「相手(自分)が異動するまで耐えしのぶ」というものばかりだが、いくつか積極的に問題を解決しようとする対処法もあった。それを、参考にしてほしい。
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