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浦和―神戸 試合後のセレモニーで浦和の選手たちがポンテを胴上げする=4日、埼玉スタジアム |
Jリーグ1部(J1)最終節は4日、各地で9試合を行い、浦和は埼玉スタジアムで神戸と対戦し、今季最多失点となる0―4で敗れた。最終順位は勝ち点48の10位で、1シーズン制になった2005年以降、初の2桁順位となった。
試合後にはセレモニーが行われ、今季限りでの退団が決まっているフィンケ監督とポンテがあいさつ。最後には2人とも選手らによって胴上げされた。
05年に加入し、攻撃の中心として浦和の黄金時代を支えたポンテは、声を詰まらせながら、「この5年半たくさんの愛情、名誉、忠誠心をありがとう。サポーターを心から愛しています。一生忘れません」と日本語で感謝を述べた。
フィンケ監督は、この日の大敗を陳謝した上で、「私が招へいされ、世代交代やヨーロッパのモダンなサッカーを哲学とするチームをつくることを任された。まだまだ完全なものではないが、一丸となって取り組んできた。サポーターや選手に感謝したい」と2年を振り返った。
天皇杯全日本選手権の準々決勝進出を決めている浦和は25日、万博陸上競技場でG大阪と顔を合わせる。
大宮は日産スタジアムで横浜Mと対戦し、2―0で勝利。勝ち点42、12位で今季を終えた。
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