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「呪いがかかりますよ」熱心さ勇み足 女性教諭反省

スポーツ報知 12月5日(日)8時0分配信

 盛岡市の市立中学校で、30代の女性教諭が英語の課題に「これをやらなければ呪いがかかりますよ」と書いて、3年生約140人に配布していたことが4日、分かった。

 学校によると、教諭は11月22日に、十数枚の紙をつづった課題を作成し、3年生全員に配布。その表紙に呪いの言葉を書いていたという。保護者から学校に連絡があり発覚。課題を回収し、表紙を取り換えたものを配り直した。古い課題はシュレッダーにかけ廃棄したという。教諭は「課題をやらせたくて書いてしまった」と反省しており、同校校長も「言葉が適切ではなかった」と話している。

 とはいえ、呪いと書かれたのは、表紙の一番下で、文字も小さく目立たなかった。「気付いた生徒は、ほとんどいなかったのでは」(校長)という。ショックを受けた生徒は多くなかったようだ。保護者からの連絡も1件だけ。保護者会は開かれず、その後の学校行事も、予定通り行われた。地元紙の報道で、問題が大きくなった側面がある。

 校長によると、学級崩壊した小学校から進学し、授業態度に問題がある生徒が多い現在の3年生を、この教諭が熱心な指導で、水準学力レベルに引き上げたという。今回は、やや教諭の勇み足だったが、言葉だけをとらえ、何が何でも“告発”する風潮が続けば、教育現場の熱意に水が差されるおそれもあるといえそうだ。

最終更新:12月5日(日)8時0分

スポーツ報知

 

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