神戸、Ｊ１残留決定　浦和レッズ戦４‐０で快勝　

最終節でＪ１残留を決め、涙が止まらない朴康造（７）らヴィッセル神戸イレブン＝４日午後、埼玉スタジアム（撮影・山崎　竜）

　サッカーＪリーグ１部（Ｊ１）で２部（Ｊ２）降格圏の１６位にあったヴィッセル神戸は４日、さいたま市の埼玉スタジアムで行われた最終節の浦和レッズ戦に４‐０で快勝した。１５位だったＦＣ東京が京都サンガに０‐２で敗れたため、神戸は１５位に浮上し、Ｊ１残留が決まった。

　Ｊ１は１８チームのうち、下位３チームがＪ２へ降格する。Ｊ１残留のため、負けられない神戸は前半３１分、吉田孝行のゴールで先制した。後半にも吉田のＰＫや朴康造、小川慶治朗のゴールでリードを広げ、守っては浦和の反撃を無得点に抑えた。

　今季の神戸は得点力不足などで序盤戦から低迷し、９月１２日には三浦俊也監督を解任した。後任の和田昌裕監督はチームの立て直しに努め、１０月３０日から直近の７試合を４勝３分けで乗り切って、Ｊ１残留につなげた。

（伊藤大介）

(2010/12/04 17:54)