事件・事故・裁判

ガードレールがへこんだ事故現場＝山口県周南市戸田の山陽自動車道上り線で２０１０年１２月４日午前９時５９分、井川加菜美撮影

　４日午前６時半ごろ、山口県周南市戸田（へた）の山陽自動車道上り線で、ワゴン車と軽トラックがガードレールに衝突する事故が起きた。県警によると、ワゴン車を運転していたのは長崎県佐世保市の男性（６６）。ワゴン車に乗っていた２～８歳の子どもを含む８人のうち、８歳の女児、３０代と６０代の女性の計３人が死亡、２歳の女児と大人の男性１人の計２人が意識不明の重体となった。８人は３世代の親族で、島根県に旅行に行く途中だったという。軽トラックの２人は軽傷。

　県警によると、現場は徳山西インターチェンジ（ＩＣ）の手前約５００メートルで、片側２車線の直線。ワゴン車が中央分離帯に接触後、左端のガードレールに衝突し横転。後続の軽トラックもワゴン車を避けようとしてガードレールに衝突し横転した。この事故で、上り線の防府西ＩＣ－徳山西ＩＣ間が、午前７時半から約３時間半、通行止めになった。【中尾祐児、井川加菜美】