外務省のホームページでは現在も「北方領土はロシアによる不法占拠が続いている」と明記しており、政府も昨年11月に「不法占拠」とする政府答弁書を閣議決定している。
ところが、昨年の「不法占拠」発言にロシアが「受け入れがたい」と反発したことを受け、前原氏は外相就任後は一度も「不法占拠」と明言していない。