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機内でトラブル、乗客が8時間缶詰め状態に
3日夕方、羽田空港に緊急着陸した旅客機の乗客127人が約8時間にわたって降りられない状態が続いた。
3日午後6時ごろ、香港発、成田行きの「香港航空」の旅客機が、強風のため成田空港ではなく羽田空港に緊急着陸した。ところが、乗客127人はそのまま8時間にわたって飛行機の中に缶詰め状態になり、4日午前2時ごろになってようやく降ろされた。
警視庁と香港航空によると、旅客機は成田に向けて再出発する予定だったが、長時間待たされたことに腹を立てた中国人とみられる男性の乗客が客室乗務員にコップの水をかけ、警察官が駆けつけるトラブルになったため、乗客が降ろせなかったという。
一方、複数の乗客の話によると、羽田空港に変更して着陸する際や着陸した後も、状況が機内アナウンスで明確に伝えられていなかった。このため、いらだった大勢の乗客らが客室乗務員に詰め寄り、機内は騒然となっていたという。
香港航空は、必要な乗客らにはホテルの部屋を用意するなどの対応をしている。
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