この作品は、作者の思いつきからはじめた実験作です。
よくゲームや小説なんかである現代ファンタジーなボーイミーツガールもの。
そこでは主人公の男の子が、とある不思議な女の子に出会い、バトルなどを経て
その不思議な女の子(非現実を運んでくる存在)と恋仲になったりします。
よく見かける話ですが、そういう物語にはよくあるパターンとして幼馴染、または友人の異性が出てきます。
彼ら彼女らは主人公から見た現実側代表であり、その人物が現実的な世界の象徴となっています。
そのために主人公はその幼馴染ないし友人を非現実に巻き込まないように考えることが多い。
結果、非現実を運んできたものと行動を共にすることが増えて、そっちといい感じになったりします。
そして物語を盛り上げる要素の一つとして、現実代表は主人公に惚れている場合が多いです。
これって、現実代表の幼馴染や友人からしたらトンビに油揚げをかっさらわれたような・・・
いわゆる寝取りと似たようなものだよなと思いました。18禁な関係になるかは置いといて・・・
もし物語の方が現実代表主観だったらどうなるのかなー?と、まぁ結果は変わらないわけですが。
文章として自分が書いたらどうなるか、その実験作です。
とりあえず書くだけなのもなー、と思い投稿しています。
以下、人物設定。
二ノ宮紅葉
高校二年生16歳。現実代表。
引っ込み思案な女の子。文芸部員。眼鏡。
中三の時に心理にもらった髪留めをいつもつけている。
心理が好きで、彼とは家が隣の幼馴染。
一心理
高校二年生16歳。普通の物語なら主人公ポジション。
剣道部。元気で明るい、人のいいやつ。結構ニブちん。
紅葉とは幼馴染。
三橋と出会い、非現実の世界に身を投じていくことになる。
三橋京華
高校二年生16歳。非現実代表。
怪しい転入生。見た目大和撫子な女の子。
心理を非現実な出来事に巻き込む。
武装錬金でいう斗貴子さん的ポジション?な人。たぶん・・・