沖縄に艦船20隻超

ミサイル対処訓練も 10日まで

ホワイトビーチに停泊する米海軍の強襲揚陸艦エセックス(左奥)。手前は海上自衛隊の掃海艦=3日午後3時半ごろ、うるま市

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2010年12月4日 09時47分この記事をつぶやくこのエントリーを含むはてなブックマークLivedoorクリップに投稿deliciousに投稿Yahoo!ブックマークに登録
(13時間46分前に更新)

 自衛隊と米軍による日米共同統合演習(実動演習)が3日、8日間の日程で日本各地の基地と周辺の空海域で始まった。過去最大の規模で、米韓合同軍事演習を終えた米原子力空母「ジョージ・ワシントン」も加わるほか、韓国軍が初めてオブザーバー参加、朝鮮半島情勢が緊迫化する中、日米韓3カ国の結束をアピールする狙いがある。

 沖縄本島東の周辺海域では、海上作戦が展開される。うるま市勝連平敷屋の米海軍ホワイトビーチには3日、米海軍と海上自衛隊の艦船20隻以上が寄港した。国内全域で行われる同演習に参加する艦船のうち、3分の1以上が沖縄に集結し、沖合まで展開。平常時は3隻程度しか寄港しないホワイトビーチは重々しい雰囲気に包まれた。

 沖合に海自の護衛艦が点在して停泊する中、米軍佐世保基地所属の強襲揚陸艦エセックスが接岸。ドック型揚陸艦のデンバーとトーテュガが相次いで寄港した。海自の掃海母艦うらがと護衛艦しらねも横付けに停泊している。

 北朝鮮による韓国砲撃を受け、朝鮮半島が緊迫化した中で行われた米韓の合同軍事演習に参加した原子力空母ジョージ・ワシントンも沖縄本島沖に向かっている。

 県内では海上のほか、弾道ミサイル対処や航空作戦、捜索救助活動などの訓練が10日まで行われる。

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[更新:2010年12月3日 20:00]

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