大量にPS3を繋げた米空軍のスパコンは世界で33番目の大きさ
掲載日時:2010.12.03 11:00
この順位なら仕分けの対象に...なる? (笑)
以前の記事で、アメリカ空軍がプレイステーション3を大量に購入し、それらをつなげてスカイネット スーパーコンピューターを組み上げたという話題を紹介しましたが、憶えておられますでしょうか。
はたしてこの目的が一体ナンだったのか、我々ゲーマーとしては当然ギモンにおもいますよね。どう考えたって『キルゾーン』をプレイするためでは無さそうです。
ではその使いみち、さらには関係者が語る将来のもくろみまで、続きは以下でどうぞ。
これはアタリマエながら軍事目的ですので、ゲームプレイはできませんし、PS3用のゲームディスクを突っ込むコトすらダメなのだとか。上の写真では分かりにくいのですが、ブルーレイ・ディスクドライブは最初から抜き取られてしまっているんですって。
個別に168のグラフィッカル・プロセッサーと、84台のサーバーにつながれたこれらのPS3は、その数オドロキの1760台です。
エアフォースのみなさんは、国防総省でイチバン速いインタラクティヴPC...と呼んでいるんです。しかも、全世界で33番目に大きなPCでもある、とのこと。
ではこのPS3巨大スパコンはナニをするのかと言いますと...A.I.でのリサーチ、人工衛星から送られてきた写真の解析、レーダー性能の拡張などといった、思いっ切り軍事的な作業で活躍しているようです。
しかしながら、エアフォースのリサーチラボにお勤めのマーク・バーネル氏によりますと、これらのPS3によるセルテクノロジーの威力は、もはや最高級のスペックではないのだそうです。
次世代のアーキテクチャで作業することを期待しています。
と語るバーネル氏。
つまり、数年後にリリースされるであろう、プレステ4を2000台買い付けるってことですかね?
Defense Department discusses new Sony PlayStation supercomputer [Cleveland.com, viaGamasutra]
Luke Plunkett(原文/岡本玄介)
掲載日時:2010.12.03 11:00
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