現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 国際
  4. 北米
  5. 記事

ウィキ暴露 クリントン長官が11カ国に「遺憾」の電話

2010年12月3日11時26分

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 【ワシントン=望月洋嗣】民間告発サイト「ウィキリークス」に約25万件の米外交公電が流出したことについて、クリントン米国務長官が計11カ国の首脳らに電話などで遺憾の意を表明した。米国務省のクローリー国務次官補が2日の記者会見で明らかにした。

 クリントン長官は欧州安保協力機構(OSCE)の首脳会議が開かれたカザフスタンなどを歴訪中。会議の合間なども使い、これまでにパキスタンのザルダリ大統領やアフガニスタンのカルザイ大統領、英、仏、独、中、カナダ各国の外相らに電話したという。

 クローリー氏は「(公電流出で)当面は外交が困難になると理解している」と述べた。また、ウィキリークスについて「彼らは政治的な目的を持ち、(創設者の)アサンジュ氏は政治活動家だ。国際社会の仕組みを台無しにしようとしている」と強く非難した。

 流出した公電には、カルザイ氏を「被害妄想に駆られている」とするなど、海外指導者に対する手厳しい評価も含まれている。

関連トピックス

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

ポスト胡錦濤そして高級幹部子弟グループ「太子党」のプリンス、習近平の軍人脈を探ると…。

今、中国で広まっている過激な「琉球王国復活論」。目指すのは沖縄の日本からの独立だ。

『その時』に備え衣食住をダウンサイジング。でも節約ばかりではなく、前向きに生きる術とは。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介
  • 中国特集