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大阪支部
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譲渡条件


里親募集のワンちゃんを譲渡するにあたりましては、皆さんに「事前アンケート」にご記入頂き、譲渡が決まった方には「譲渡契約書」をご提出願います。

これはこの子達が2度と悲しい思いをさせないためにも 必ずお約束して頂いています。
里親と里子を決めるためには慎重にならざるを得ません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

当団体で里親さんを募集している子達は、保護された子達ですので、望まれないで産まれてくる子達を増やさない為や、病気予防の為にも繁殖制限を奨励しており、不妊手術を行ってから譲渡をしております。
先住犬に関しても不妊手術(避妊・去勢)を行っていただきます。
(疾患その他の事情が有る場合は特例ですが獣医師の証明が要ります)


正式譲渡までの流れ
ご希望のワンちゃんのお名前を記入して頂き、事前アンケートの提出→担当者よりご連絡させて頂きます。
その後、ワンちゃんの滞在するシェルター・支部にて面談がございます。
画像だけで決めて頂いて、トライアルと言うケースはございません。
遠方でございましても、必ずワンちゃんと会って頂きます。
また、面談後飼育不能と判断した場合お断りするケースもございますので、ご了承下さいませ。

2週間のトライアル→里子として迎えいれる場合→正式譲渡
*トライアル期間中は日報を付けて頂きます。
トライアル開始時に立替金(♂31,200円。♀36,200円)を預り金としてお納めください。
正式譲渡の際にお預り金は立替金に充当させていただきます。
やむなく断念する場合、当該犬を返還していただき、お預り金を返却いたします。
 
トライアル期間
2週間のトライアルとは、ご家庭にいる先住犬との相性の問題、お子様が居るご家庭で動物アレルギーが出るか出ないかのチェックをして頂く期間の事です。 (この2週間は目安ですので、早く終了する場合も遅くなる場合もご連絡をしていただきます)

その後、当該犬を迎えるかどうかの判断をしてもらいます。

正式譲渡が決まりましたら、畜犬登録・狂犬病予防注射・不妊手術・混合ワクチン・健康診断費用などの立替金をご負担願います。(前述の預り金を充当します)
畜犬登録についてはお住いの管轄の保健所にて無料にて名義変更ができます。
(畜犬登録・狂犬病予防注射の手数料の内訳:この手数料は条例により定められています。)

(立替金明細)
登録及び鑑札 3,000円 (終生1回のみ)
狂犬病の予防注射 2,650円 (年1回)
狂犬病予防注射済票  550円 (接種時に交付)
合    計 6,200円

初期検査・避妊・去勢費用

去勢:15,000円 避妊:20,000円
混合ワクチン接種 5〜7種 5,000円
諸経費:事務手数料(印刷物・郵送代金)
・搬送費(ガソリン・高速代)等
5,000円
2010.10.01ご負担金の改正。
*初期検査費用の内訳(以下の検査費用は立替金に含まれています)
(フィラリア検査、血液検査、歯石除去、駆虫検査、耳洗浄検査、皮膚病検査)
*別途、症状による手術等は実費精算とし、ワンちゃんの状態によって異なりますので里親様とご相談の上、決めさせて頂きます。

ご了承のほどよろしくお願いいたします。

以上のお約束をお守り下さい。


(参考文献)
不妊、去勢手術のメリットとデメリット(犬の場合)
メリット デメリット
【オス・メス】
長生きする確立が高くなる
雌雄一緒の飼養が可能になる

【オス】
前立腺の病気、精巣や肛門周辺の腫瘍などの予防になる
性的欲求によるストレスから開放される
攻撃性が抑えられ、温和になる
無駄吠えやマーキングが減り、落ち着く

【メス】
望まない妊娠が避けられる
子宮の病気や乳癌の予防に効果がある
生理や発情時のわずらわしさとともに、発情のストレスもなくなる
【オス・メス】
繁殖させたくなっても不可能
栄養管理によっては肥満になりがち
ホルモン欠乏症による皮膚病がおこる
場合がある。ただし発症率はかなり低く、
有効な治療法がある。
 
*手術の方法としては、オスの睾丸摘出手術、メスの卵巣、子宮摘出手術が一般的です。
*手術をする時期はいつでも可能ですが、生後6〜8ヶ月頃の最初の発情期前に行うのが効果的です。それ以降であってはなるべく早く手術を実施すべきです。
*不妊、去勢手術に対して「かわいそう」という声もありますが、多くのメリットがあり、人と動物の共生の上からも必要です。

(以上、環境省、動物愛護管理法・図表2より抜粋)

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