肉ニララーメンはどう変わったか？/ラーメン　チャイナの復活に想ふこと

　店に入ったら、メガネが真っ白ですよ。見当をつけてカウンターに腰を掛けましたらいきなり隣の方が「あっ、萬造さんじゃないですか？」って声を掛けてきます。

　とんめん＆嗚呼運転代行社のオーナーさまじゃないですか。「うちの師匠の店なんで、よろしくお願いします」と。「義理と人情図りにかけりゃ、義理が重たいこの世界」

「あー、ホスラブで色々カキコされてるけど、大変ねー」
「そうなんすよー。警察や弁護士にも話ししてんですけどねー。自分のことはいいんすけど、従業員が可哀相で」

　チャイナさまのラーメンはパブカーディナルさまの系統に遡ります。元々ここで提供していたラーメンが評判になって、チャイナとして店舗が独立したんですね。「もともとはBAR＆FOODS企画の加藤オーナーの味なの」

　ザースー麺が旨い、北の屋台、楽屋さまと似たような感じですな。「元はジャズハウスaddさまの人気メニューだったの」

　加藤オーナー時代のチャイナさまは確か、西3条南4にあった帯広フェアランドホテルさまにも出店されてたんじゃないかしら。


　で、ワタシ、肉ニララーメンの印象はあったのですけれど、実食したことはなかったと思うのですよ。イメージ的には家庭で食べるラーメンに近いじゃないですか。生ラーメンの具材として、冷蔵庫にあった豚肉とニラをフライパンで炒めて、みたいな。

　ただ、かちまいさまの記事で「看板メニューも復活し、昔ながらの味わい」ってあったものですから、「一度食しておきませんとね」と。



　チャイナさまの本筋であろうしょうゆ味にしました。味わいは今となっては既にオーソドックスといっても構わないニューウェーブ（笑）系ですね。「初めて食べた頃は驚いたね。もう20年も前の頃だけれど」

　豚骨スープですけれど主張は強くありません。一口食べて美味い、というより回を重ねて馴染んでくるタイプですね。「ハマる人にはハマる」


　萩原一宏店長は、元々チャイナ柏林台店の店長。独立してチャイナのオーナーとなったあと、色々あって最後はラーメンこんのさまの店長になったのですけれど、ヘルニアを患い入院。今回は再起をかけてラーメン　チャイナの店長として腕を振るいます。

　チャイナの系譜から、麺蔵さまも出ているんですってね。「チャイナの傍流が麺蔵さまでありとんめんさまということ」

　次回訪問時はラージャン麺を食べることとしましょうか。散々「辛いだけじゃダメよ、美味くないと」って念押ししましたんで、当然大　辛ですね。