| 「開業前夜」全線開業へ仕上げ余念なく(2010/12/04) | |
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七戸町の七戸十和田駅では、関係者が駅舎周辺や中心街のイベント広場で資材の搬入などを行い、開業イベントに備えた。 駅舎周辺での物産フェアに出店する同町の仕出し店経営天間圭子さん(55)は、会場に調理器具や包装紙を運び込み、夜遅くまで料理の仕込みに余念がなかった。 天間さんは「4日は特別な日になる。県外からも多くのお客さんが来るので、笑顔を大切に接客したい」と気を引き締めた。 新ターミナルとなる新青森駅では、訓練運転最終日の「はやて」が何度もホームに出入りする中、午後6時ごろから出発式のリハーサルを行った。 本番のシナリオ通りに段取りを確認し、記念すべき一番列車の発車に向け、細部まで練習を重ねた。 「あとは開業を待つばかり」と、4日から同駅長となる赤坂光広さん。リハーサルが終わった午後7時半ごろには、商品搬入が完了した駅構内売店もあって、帰宅の途に就く関係者もいた。 3日はこのほか、受け入れ態勢の整備を進めてきた県内各地の観光スポットや、二次交通の事業所などでも、開業に備えて準備を整える姿が見られた。 青森地方気象台によると、開業日は冬型の気圧配置の影響で、三八地方は曇りのち晴れ、上北地方は昼ごろまで雨または雪、津軽地方では雨か雪の荒れ模様となる見通し。 【写真説明】 雨模様となった開業前夜の3日、闇夜にこうこうと輝く七戸十和田駅(上)と新青森駅 |
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