ちかごろの学生はこういう風に就職活動しているのか、、、

ウォール街のネタを集めたオンライン・タブロイド、『ディールブレーカー(=破談ネタの意)』に或る学生がシティグループに送りつけた求職のメールが載りました。

この学生は「なぜ自分が雇われるべきか」を9枚のパワーポイントのプレゼンテーションにして添付しました。彼女のカバーレターは:

件名:シティグループ投資銀行部アナリストへの求職

シティの投資銀行部アナリストへの求職でメールしました。アナリストの仕事は私の夢の仕事です。私は2010年12月にセントルイスのワシントン大学を卒業します。つまり来年早々から働くことが出来ます。履歴書を同封します。

返信お待ち申し上げます。
となっています。そして問題のパワポは:
「シティが本命」
私は根気強いです(Persistent)
私は情熱を持っています(Passionate)
私は分析力を持っています(Analytical)
私は賢いです(Smart)
私は責任感が強いです(Responsible)
私は意思疎通がうまいです(Communicative)
私は一度に沢山の事をこなせます(Multitask)
私は細部に注意を払います(Detail oriented)
私はチームワークを尊重します(Teamwork)

と書かれています。

彼女はシティから「来週、会いに来なさい」と返信を貰ったそうです。
ところで彼女はバンク・オブ・アメリカ・メリルリンチにも同様のパワポを送っており、メリルの担当者も「来週、会いに来なさい」と返信したそうです。

投資銀行には優秀な学生の応募が殺到するので、相次いで第一関門を突破したという彼女のやり方は今後他の学生に真似られるかもね。

(ところで彼女のバンク・オブ・アメリカ・メリルリンチに送ったパワポには「メリルが本命」と書いてあるんでしょうかね、、、当然、、、そうですよね。)