器物損壊と傷害の容疑で組員ら逮捕　彦根署などが７人

　県警組織犯罪対策課や彦根署などは２日、暴力行為法違反（器物損壊）と傷害の疑いで、いずれも暴力団組員の長浜市大路町、建設業広瀬直人（３０）と同市南小足町、無職柴原英次（２９）の両容疑者と関係者５人の計７人を逮捕したと発表した。

　逮捕容疑は１０月５日午前２時ごろ、彦根市平田町の駐車場で、同市内の男性（３２）が乗っていた乗用車を停止させて集団で襲撃し、金属バットなどで破壊。逃げた男性を暴行し、胸などに２週間のけがを負わせたとされる。

　広瀬、柴原両容疑者ら５人は容疑を否認し、２人は一部容疑を認めている。暴力団が絡むグループ同士のトラブルが原因とみられ、同課はさらに数人が襲撃に加わったとみて捜査している。