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米原タンク殺人 裁判員会見、「納得して決めた」「精神的に厳しい」 滋賀
「納得したうえで決めた」「冷静に確認した」「精神的に厳しかった」−。判決公判終了後、5人の裁判員らが、大津市内で会見し、裁判員裁判で最長の10日にわたる審理や評議を振り返った。
森田被告が無罪を主張する中、状況証拠のみで判断を迫られたことについては、大津市内の50代の男性会社員は「冷静に証拠を確認した」と述べた。別の裁判員は「長い間話し合い、納得したうえで決めた」とした。
約1カ月にわたった公判について別の50代の男性会社員は「家に帰ってからも考え、精神的に厳しかった」と打ち明けた。
また、判決公判でほとんど表情を変えなかった森田被告には「ずっと下を見ていて『聞いているのか』と思ったが、最後に顔を上げたとき、今までの顔と違った」などの声が出た。