24日、中国社会科学院の民族学・人類学研究所が著書「中国的語言(中国の言葉)」で、中国55の少数民族約130種の言語のうち、大半は絶滅の危機に瀕していると指摘した。写真は雲南省の少数民族。

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中国55の少数民族、大半の言語が「絶滅の危機」―中国
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2008年1月24日、中国社会科学院の民族学・人類学研究所が著書「中国的語言(中国の言葉)」の出版を記念して北京で座談会を開いた。中国には55の少数民族が住んでおり約130種の言語が存在するが、大半は絶滅の危機に瀕しているという。「人民ネット」が伝えた。

この「言葉図鑑」は全7巻。中国各地に存在する約130種の言語が簡単な紹介付きで収録されている。これまで数10年にわたってコツコツと研究されてきた成果が、100人以上の編集者によってまとめられた大作だ。

編集主任を務めた孫宏開(ソン・ホンカイ)氏によると、約130種の言語のうち大半は絶滅の危機に瀕しており、日常会話レベルで話せる人はごくわずかとのこと。この出版を機に、貴重な少数民族の文化である言葉をどう守っていくかが真剣に考え直されるという。(翻訳・編集/NN)
2008-01-24 12:17:23 配信

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