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2010年12月2日(木) 19:20 |
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島根、高病原性鳥インフルと確定
島根県の養鶏場で死んでいたニワトリは、検査の結果病原性の高いH5型の鳥インフルエンザだったことが分かりました。 4年前に鳥インフルエンザを経験した岡山県は対策を強化しています。
2日も岡山県内の畜産関係者や獣医師らを集めて緊急の会議が開かれました。 岡山県は、鳥インフルエンザ確定を受けて新たな対策として194全ての農場に消毒薬を配布する方針を打ち出しました。 先月29日に島根県安来市で発生した鳥インフルエンザは、2日までに2万羽のニワトリの殺処分が終わりました。 今のところ周辺の農場へは拡大していません。 岡山県では、2007年1月に鳥インフルエンザが発生しました。 その時も農家からの早い段階での通報により感染を最小限で食い止めることに成功しています。 岡山県畜産課は、3日以降農場での立ち入り検査も行う考えです。 鳥インフルエンザは、鴨からニワトリを経て人間に感染する新型インフルエンザに変異すると見られています。 このため岡山県は当面の間、発生の予防に全力をあげる方針です。
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