ウィキリークスに膨大な外交文書が暴露されたのが二日前ですけど、マスコミは引き続きそれらの解読に追われています。

ニューヨーク・タイムズは今日、在ロシアのアメリカ外交筋がホワイトハウスに送った報告の内容を暴露しています。

モスクワのアメリカ大使館からの報告書には「プーチンはしばしば職務をサボっている」とあります。それによるとリーマン・ショックで原油価格が急落したときロシアの国庫への歳入も激減し、プーチンが昔のようなバラマキ政策をすることが困難になりました。

意気消沈した首相は「もう首相官邸に出勤するのもイヤ」として自宅で執務したのだそうです。
この漏えいはプーチン首相のマッチョなイメージを傷つけます。

今回のリークは米国とロシアの関係にも影響しかねないということで両国の外交筋はダメージ・コントロールに奔走したようです。

フィナンシャル・タイムズによると今日発表されたペプシコによるウインビルダン買収は「ロシアをヨイショするための必死の演出」だったらしいです。