2010年 12月 2日
丸亀市でイノシシに襲われ重傷
2日午前、丸亀市で、散歩中の男性がイノシシに襲われ重傷を負いました。付近では広い範囲でイノシシが目撃され、登校中の中学生ら5人が体当たりされるなど被害が相次ぎました。警察などによりますと、2日午前8時半頃、丸亀市郡家町で散歩をしていた近くに住む74歳の男性がイノシシに襲われ重傷を負いました。イノシシは、牙で男性の太ももを突き、右腕などにかみついたということです。丸亀市内では朝からイノシシの目撃情報が相次ぎ自転車で登校中の中学生3人がイノシシと衝突した他、男子高校生が体当たりされて転倒し、軽いけがをしました。さらにイノシシは香川県まんのう町にも出没。水路の工事をしていた27歳の土木作業員の男性が体当たりされ、右手の指に軽いケガをしました。目撃情報などによりますと襲ったのは同じイノシシと見られ、体長は1メートルくらいだったということです。イノシシはまだ見つかっておらず、警察などが警戒を続けるとともに注意を呼びかけています。

鳥インフル陽性で岡山県が緊急会議
島根県で鳥インフルエンザの感染が確認されたことを受け、岡山県は3日から養鶏場への立ち入り検査を行うなど対策を強化することにしました。岡山県庁では緊急の対策会議が開かれ、県の職員や養鶏協会による立ち入り検査を県内194の全ての養鶏場で3日から行うことを申し合わせました。島根県では2日、感染が疑われていた鳥からウイルスの陽性反応が出たことを受け、約2万羽が殺処分されています。また、一部の養鶏場では鳥の侵入を防ぐネットが破れているのが見つかっていて立ち入り検査では鶏舎に鳥が侵入するような不備はないかなどを調べるということです。また岡山県は来週にも消毒用の消石灰約1万2000袋を無料配布し、県内全ての養鶏場の消毒作業を始めることにしています。

コンベンションセンター指定管理者公募へ
岡山市は、市の第3セクターに委託している岡山コンベンションセンターの指定管理者を来年度から公募で選ぶ方針を明らかにしました。2日開かれた市議会で明らかにしたものです。センターの運営などについて定めた現在の条例は、第3セクターのOCC、株式会社岡山コンベンションセンターを指定管理者と定めていますが、岡山市はこの項目を削除する条例改正案を今議会に提案しています。OCCでは、元統括部長が実体の無い会社と不必要な取引を行い、1100万円余りを着服していたとして今年7月、業務上横領の罪で告訴されるなど、不適切な会社運営が問題となっていました。事務的な準備に半年程度かかるため、来年4月以降もしばらくはOCCが引き続き、指定管理者を続けるということです。

SOJAキビナリエ始まる
総社市の駅前を1万5千個のイルミネーションで彩る「SOJAキビナリエ」が始まりました。点灯式には約50人が出席し、総社市の片岡市長らがボタンを押して点灯を祝いました。このイルミネーションは総社市が市の玄関口であるJR総社駅前を明るくし、町を元気にしようと行っているものです。吉備路の自然をテーマに約7千個のLEDで総社市の花・レンゲや市の木である・モミジ、それに高梁川を表現しています。また、今年は新たに市役所通りの街路樹を8千個のLEDで飾っています。駅を行き交う人たちは幻想的な光のオブジェに足を止めて眺めていました。このイルミネーションは来年1月11日までの午後5時から11時まで点灯されています。