日米共同軍事訓練と韓国軍初参加
支那・北朝鮮攻撃を想定した初の大演習?
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日米演習に戦略爆撃機投入=北の脅威抑止、中国けん制―米太平洋軍
【ワシントン時事】沖縄周辺海域などで3日(日本時間)から始まる米軍と自衛隊との日米共同統合演習に、米太平洋軍がB52戦略爆撃機を投入することが分かった。原子力空母「ジョージ・ワシントン」ともども、北朝鮮の脅威の抑止と、海洋権益を強硬に主張し、東シナ海や南シナ海で軍事活動を活発化させる中国けん制の狙いがあるとみられる。
B52は核爆弾や空中発射巡航ミサイルなどを搭載できる。中国が対艦弾道ミサイルで、米軍の抑止力の要となる空母の接近を拒む戦略を進めていることも、航空戦力を重視してB52を投入する背景にあるとみられる。米側は三沢基地(青森県)のF16戦闘機など航空機約180機を参加させる。
B52は日本の南西諸島に接近する敵の大型艦を爆撃する想定で使用される可能性がある。太平洋軍によると、B52は11月現在、グアムのアンダーセン基地に数機配備されている。太平洋軍は「共同統合演習では地域の安定と平和を維持するための日米の防衛力を示す」としている。
米側は演習を「鋭い剣」と名付け、米兵約1万人が参加。自衛隊と共に島しょ防衛や北朝鮮の脅威を想定した弾道ミサイル迎撃訓練も実施する。米韓合同演習に続く大規模な実動演習となり、北朝鮮や中国の反発も予想される。
時事通信 12月3日(金)2時37分配信
この大演習が共産支那・中国の東シナ海における軍事的な脅威に対抗する目的であることは間違いなく、それを一番深刻に受け止めているのは支那・中国であると思います。
>B52は日本の南西諸島に接近する敵の大型艦を爆撃する想定
> 太平洋軍によると、B52は11月現在、グアムのアンダーセン基地に数機配備されている。
支那が本気で尖閣列島に対する侵略を開始したら、米国は直ちに世界最大の軍事力を展開し、これを撃退することを表明していると同じです。
今回の尖閣列島に押しかけた偽装漁船は160隻以上であったと言われています。支那の人民解放軍はデモンストレーションとして今回の事件を引き起こしました。
日本側の巡視船にぶつかって来た漁船はどう見ても普通の漁船には見えませんでした。先頭部分には追突した際に船を守る装甲が施されていました。
インドネシア海域でも見られたように、最初そのような偽装漁船が騒ぎを起こして、その後に哨戒挺や駆逐艦が「漁業監視船」という名前でやってくる。 フィリピンのミスチーフ環礁(1995)、スカーボロ環礁(1997)もそうやって盗られました。
しかし、米国はそのような二の舞は踏まないという固い決意を日本側に伝え、断固尖閣列島を守る姿勢を示しました。そのことへの反発として北朝鮮を裏でけしかけて砲撃を行なわせ、朝鮮半島で再び緊張を高めようと企てたのでしょう。
今回、韓国軍が日米軍事演習に初めて参加する背景はそのような理由に基づくものだと思います。
3日から日米共同演習「韓国軍が初参加」
自衛隊と米軍は3日から沖縄東方海域や日本各地の基地で日米共同統合演習(実動演習)を実施する。日米で約4万5千人が参加する過去最大規模。韓国軍が日米の演習に初めてオブザーバー参加し、北朝鮮による韓国・延坪(ヨンピョン)島砲撃で朝鮮半島情勢が緊迫する中、日米韓の連携も強化する。仙谷由人官房長官は2日の記者会見で「東アジアの平和と安定には日米韓の連携推進が極めて重要だ」との認識を示した。
実動演習は昭和61年に始まり、今回で10回目。10日まで行われる。米海軍が1日まで黄海での米韓合同軍事演習に参加していた原子力空母ジョージ・ワシントン(GW)が沖縄東方海域に展開するほか、B52戦略爆撃機を投入するなど日米の艦艇約60隻、航空機約400機が参加する。
東シナ海で海洋活動を活発化させている中国を念頭に、沖縄・尖閣諸島など島嶼(とうしょ)部を防衛する際の海上・航空作戦で日米の運用能力の向上を図る。日本海側では能登半島沖で北朝鮮の弾道ミサイルの脅威を踏まえたミサイル防衛(MD)の対処訓練を実施。日米のイージス艦が連携を確認し、地上では航空自衛隊と米陸軍の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)部隊を動員する。
韓国軍のオブザーバー参加は米側の意向とされ、韓国軍は数人程度を派遣。日本海側で行われる演習を米イージス艦に乗船して見学する。今年7月の米韓合同軍事演習では、海上自衛隊も初めてオブザーバー参加している。
産経新聞 12月2日(木)20時14分配信
米国は今回の演習で明確に東アジアにおける軍事的なプレゼンスを今後も守り抜き、この地域での覇権の交代を断固拒否することの意思表示を行ないます。
世界最大の軍事国家である米国が、ここまで本気を示せば、いくらなんでも支那中国が覇権の交代を迫ることは出来ません。ヘゲモニーの交代は今後十年間はないと思います。
さて、ネットでは余り評判のよろしくない韓国軍との連携ですが、これは避けては通れない問題です。尖閣も朝鮮半島も支那が狙っており、どちらかでも支那に支配されたら日本も終わってしまいます。
尤もそれは米国が東アジアからの撤退を決めない限りにおいてはありえない事ですが、今後支那がどのような出方をしてくるのかが注目されるところです。
ところで焦る支那は6カ国協議の再開などとぶち上げているが、日米韓はこれを完全に無視して、今や支那のメンツは丸つぶれとなっています。
これは非常に大切なことで支那中国の思いのようには行かないということをここではっきりと分からせる意味においても、3日から始る共同軍事演習に期待をしたいと思います。
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