敦賀原発 建物から出火
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敦賀原発 建物から出火

12月3日 4時10分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

2日夜、福井県にある敦賀原子力発電所で、放射性物質を含む廃棄物を一時的に保管する建物から火が出て、機器の一部が焼けました。けが人や周辺の環境への影響はありませんでした。

2日午後9時すぎ、福井県敦賀市の日本原子力発電の敦賀原発で、放射線を管理する区域にある「固体廃棄物貯蔵庫」と呼ばれる建物の中で火災が起きたことを示す警報が作動しました。原発の運転員が駆けつけたところ、壁に設置されている電気系統の機器から煙が出ていて、火は運転員によってまもなく消し止められました。日本原子力発電によりますと、けが人や周辺の環境への影響はありませんでした。この建物は、敦賀原発2号機からおよそ250メートル離れた場所にあり、放射性物質が付着した作業着などを一時的に保管しているということです。火が出た電気系統の機器は内側の基盤などが焼けているということで、日本原子力発電は、漏電が原因ではないかとみて調べることにしています。敦賀原発1号機と2号機は、当時、運転中でしたが、運転への影響はありませんでした。