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検索サービス 苦情相次ぎ停止

12月3日 0時48分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

国内最大手のインターネットの交流サイトで、先月からメールアドレスをもとに利用者の情報を検索できるサービスを始めたところ、プライバシーの侵害につながりかねないという苦情が相次いだため、運営する会社では、2日、検索サービスを停止しました。

この交流サイトは、国内でおよそ2200万人の会員がいる最大手の「ミクシィ」です。ミクシィでは、メールアドレスを入力すると、そのアドレスの持ち主がミクシィを利用しているかどうかを調べることができるサービスを、先月30日から始めました。しかし、インターネットの掲示板などに書かれているアドレスを第三者が入力して調べるケースが相次ぎ、プライバシーの侵害につながりかねないという苦情が、ミクシィを運営する会社に寄せられたということです。このため、ミクシィを運営する会社では、2日、このサービスを停止しました。メールアドレスをもとに利用者の情報を検索できるサービスは、海外の大手交流サイトではすでに導入されており、運営会社では「悪用されないように機能を改善して、新たにサービスを始めたい」と話しています。