1998/09/28
第一回 平成アニメっ娘倶楽部
公開オーディション
注意!! このHPに掲載されている全ての写真、特に桜井智さんの写真を
コピー及び転写・ファイル保存は厳禁です。






一番バッター、岡田貴子さん。
ハキハキとした喋りはなかなかでした。
あがった様子もなく司会の金井さんの質問攻めにもきちんと答えていました。





合格者。渋田加代さん
この時からなかなかのボケぶりを発揮していた。
ただ、上がりまくっていたせいで喋りは滅茶苦茶でした。





三番手、吉田悦子さん
不幸な人でした。
歌う時、かかった曲が違い、一番最後に廻されると言うハプニングが発生しました。
それでも最後は、しっかり丁寧に歌いきりました。
その為、歌が唯一まともに録音できたのもこの人だけでした。(^^;)
また、その後の見学者質問コーナーでは盛り上げ役となり、頑張っていました。
柳園さんと一緒になって場の盛り上げに貢献したのは、見学者一同が証人です。
当然、見学者の印象はピカ一でした。
何かをしようとする姿勢と行動力は称賛に値します。
夢を諦めないで、次を目指して欲しい人です。





割と派手な印象があった磯村弘美さん。
話も飛んでいて、金井さんが途中で止めたほど。
ただ、声が通らない珍しい人でした。
録音したはずなのに殆ど入っていなかった人。





合格者。廣津佑希子さん。
今の昔も大ハッスル!!
声量が凄く、ここでもか! の大音量。
度胸もあって、ステージ上を動きまくる!
その為、実に18枚中この2枚のみが写真として見れるものであった。
撮影者泣かせでした。(^^;)





片岡祥子さん。
非常に平均的で、何となく掴み所の無い人でした。
個性を出して欲しかったなと思う人でした。
何かに怯えるかのように、ひたすら自分を隠して対応されていました。
その事が話される言葉の端々に滲み出ていたのが悲しかったですね。






知っている人は知っている。平島春香さん。
前から声優になりたいと、ANIMAPへ駆け込んでいた人。
VHS・LDはいぱーぽりす発売イベントでは、宮村優子さんとアフレコ大会で相手役を務めました。
福岡のテレビ番組「うるとらマンボウ」でも、アニメ声優特集で出ていらっしゃいました。
夢を諦めないで、次を目指して欲しいですね。





友田敦子さん
声の通りのいい人ですが、発音に難があった人
発声方法も独自のものなのか、アクセントが若干ずれていました。
話のリズムが掴み難かったので、金井さんも実感したのではないでしょうか?







ゲスト声優 桜井 智さん!!
PM8:00 帰りの飛行機があるとの事で、時間を繰り上げて審査途中でLIVE!
司会の居村さんとのトークから、10/21に販売された「12の旋律」より一曲歌われました。
プロの声優としての態度・対応を示した実に良い手本でした。
彼女たちも、智さんを見て非常に感激していたようでした。





合格者。江崎智賀子さん。
桜井智さんのトークライブ直後で、随分興奮気味でした。
しかし、金井さんの質問にも冷静に答える等、状況対応が非常に良かったです。
歌もしっかり歌っていました。
桜井智さんに対抗!? と思うほど、その行動はしっかりしていました。
合格したのも肯ける内容でした。
しかし、その後の見学者質問コーナーでの沈黙はどうかな? とも思いました。





山本久美さん。
廣津さんについでの声量の持ち主でした。
ただ、がむしゃらな喋り方の為、声を崩すと言う状態になっていました。
対応その他、まずまず良かったので、なおさら惜しかったですね。





柳園 めぐみさん。

非常にハイテンションで、あがると言う事を知らないかのような行動・発言は圧巻でした。
公開オーディション開始直後に、見学者に一番早く強く印象を持たせたのは間違いなく彼女でしょう。
見学者質問コーナー時では、既に見学者にそのキャラクターを認めさせたほどです。
当然、見学者質問コーナーで最も注目を浴び、最も喋ったのも彼女です。
その為か、合格者発表直前での見学者意見では、柳園さんを希望する声が高かったのは言うまでもありません。
本当に惜しい人でした。
次回、諦めずに頑張って欲しいものです





梅田広美さん
寂しいという印象を持たせる人でした。
しかし、性格なのかどうか分かりませんが、非常に引っ込み思案で言動も後ろ向きだったのは戴けません。
もう少し、夢を追うという姿勢を示して欲しかったなと言うのが、私の意見です。





合格者。麻生里美さん。
初めは大人しい人だな・・・と印象を受けますが、発する言葉は以外ときつかったりします。
言い方が悪いので訂正しますが、要は「要点をついて話す」ために鋭い突っ込みとなるわけです。
現在アニメっ娘五人の中でも、突っ込み役の先陣は彼女です。
ずっと溜め込んで、一気に飛び出すと言った感じの娘です。





合格者。豊後敦子さん。
「ぶりっこ」と言うのが第一印象でしたが、それが演技というのがバレバレだったのが逆に良い方に作用したようです。
質問対応もどうにかして対応しようとする姿勢は素晴らしいものでした。
見学者質問コーナーでは、柳園さんと吉田さんの独壇場に割り居るなど、行動しようとする努力が見られる娘ですね。
ついでに言っておきますと、合格者中唯一、進んで見学者質問コーナーで動き回った娘です。





西岡菜津子さん

可愛らしいと言うのが恐らくみんなの第一印象でしょう。
終始、そのキャラクターを出し続け、最後まで積極性が見られなかった子です。
それが残念な点でしょう。
声や対応は非常によいのですが、自ら進んでと言う事が無く、また「絶対」でなければ答えないと言う状態でした。

ついでですが、応募時はショートヘアだったのに、この時は三つ編みだったという謎の人物でもあります。










公開オーディションが終わっての管理者の勝手な感想・・・


上記の説明文を見て気付かれたと思いますが、私が最も注目した点は、
審査対象外にされた「見学者質問コーナー」でした。
審査対象外と言う事で、殆どの人が動かない中、動いた人は以下の人達。

    ・柳園めぐみさん
    ・吉田悦子さん
    ・豊後敦子さん

この三人だったと思います。
と言うのも、この三人以外まともに印象に残っている人が居ないからです。
つまり、それぐらい何もしていないと言う事です。
質問には約半数が答えていました。半数ですよ! 全員じゃないんです!
殆ど喋らない人で止まったとき、柳園・吉田コンビが場の盛り上げに走り、
次の質問に廻すというパターンが続きました。

正直、あの質問コーナーがあった為に、合格者を直ぐに受け入れがたかったのも事実です。
が、審査員があの質問コーナーを審査対象外にした事自体が信じられない事ですが・・・。
あれを審査員が見ていて合格者が変わるかどうかは分かりません。

別に今のアニメっ娘五人が悪いと言う事ではありません。
今の五人、勿論私は認めていますし応援もしています。
そうでなければこんな手間の掛かるHPなんて作る気もしないでしょうね。
不合格となった10人の為にも、今の5人には頑張って欲しいですね。




追憶・・・


実を言うと、公開オーディション終了後、帰宅中の電車に不合格となった女の子が直ぐ側に居ました。
その落胆ぶり、苦悩、悲しみ、苛立ち・・・様々な感情が入り乱れているようで、落ち着かず、時には涙も見えました。
私は声をかけるべきかどうか真剣に悩みました。
あのステージ上での頑張り様を見たのです。かける声など幾らでもあったのです。

しかし、私は遂に声をかける事が出来ませんでした。
私は目的地で下りました。
そこは分岐点となる場所だったので、大半の人が電車から降りて人気が無くなりました。
そんな電車の中、彼女は感情を押さえきれなくなったのか、幾度も座る場所を変えていました。

現実は残酷です。
彼女も合格する事を信じてオーディションを受けたのでしょう。
しかし、彼女は合格ではなかったのです。

今後彼女がどうするか。
今回の事をバネに次を目指すか、はたまた夢を諦め別の目標を作るか。
ただ一つ言える事は、今回の事は彼女にとっても他の人達にとっても大きな分岐点であった事。
不合格だったのが本当に悪かったのか、はたまた良い方に傾くかはこれからの彼女たち次第。
合格した五人は、既に声優への道を歩くという一本道となっています。
不合格となった十人は、考える時間と更に努力する時間が出来たわけです。

私個人としては夢は諦めて欲しくないです。
しかし、考え直してみるのも人生の一つです。
どんな夢を目指すにしても、必ず壁は来ます。

全ての夢を追う人達へ・・・
夢は待つものではありません。
簡単に手に入るものでもありません。
努力と少々の運、そして諦めない心。

全ての夢を追う人達へ・・・夢を諦めないで下さい。