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最終更新:2010年12月2日(木) 12時23分

残留孤児偽装で生活保護詐取、強制捜査へ

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 日本人姉妹の親族として来日した中国人53人の大半が入国直後に大阪市に生活保護を申請していた問題で、姉妹の子どもと孫であると申請した2人のDNAが一致しないことがわかりました。

 この問題は、中国残留日本人の姉妹の親族として今年5月に来日した中国人53人のうち、46人が、入国直後に大阪市に生活保護を申請していたものです。

 53人は来日の際、大阪入国管理局に出生届など、親族であることを証明する書類を提出し、在留資格を得ていましたが、このうち、姉妹の娘と孫と名乗っていた女性2人について、DNAを調べたところ、親子であるはずの2人のDNAが一致しなかったということです。

 姉妹のDNAとの照合はまだ終わっていませんが、大阪府警は、生活保護費や就労目当てに書類を偽造した疑いがあるとみて外国人登録法違反などの疑いで2人から事情を聞いています。(02日11:42)

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