ETV2001

2010年11月18日 (木)

女性国際戦犯法廷から10年・国際シンポジウム「法廷」は何を裁き、何が変わったか ~性暴力・民族差別・植民地~

http://www.wam-peace.org/jp/modules/topics/index.php?cid=1

 今年は、2000年12月に東京で開かれた「日本軍性奴隷制を裁く女性国際戦犯法廷」から10周年にあたります。「法廷」は、半世紀にわたる沈黙を破り、謝罪と補償を求めて立ち上がったサバイバーたちに敬意を表し、置き去りにされてきた被害者の正義の実現と、戦時性暴力を含む女性に対する暴力根絶のために、世界の女性たちの手で開いた国際民衆法廷でした。

 10周年を迎えた今年、「慰安婦」問題の解決を巡る法廷後10年の運動の足跡と意義を振り返り、今後の課題を広く共有していきたいと考え、下記のとおり国際シンポジウム「『法廷』は何を裁き、何が変わったか~性暴力・民族差別・植民地主義~」を開催することに致しました。サバイバーたちの声を聴き、法廷後10年の思想的な分析・検討を行い、次世代に運動課題を提起し、「今、私に何ができるか」を考え、一歩を踏み出す機会にしたいと思います。多くの皆様のご参加を、心からお願い申し上げます。

【日時】2010年12月5日(日)10時~18時
【場所】東京外国語大学 アゴラグローパル プロメテウスホール
    西武多摩川線(中央線武蔵境駅にてのりかえ)多磨駅下車徒歩4分
    または京王線飛田給駅下車北口からの循環バス5分、
    「東京外国語大学前」下車。
    http://www.tufs.ac.jp/access/tama.html
【参加費】一般2000円、学生1000円(資料代込)

【プログラム(予定)】
第1部 〈女性国際戦犯法廷とは何だったのか〉10:00-12:00
・挨拶 尹貞玉さん(「法廷」国際実行委員会・共同代表)
・基調講演 パトリシア・セラーズさん(「法廷」主席検事)
 「女性の国際法廷2000/2010-10年のチャレンジ」
・「女性国際戦犯法廷」を振り返る映像上映

第2部 〈アジアの日本軍性暴力被害者の証言を聞く〉13:00-15:00
中国・桂林と、フィリピン・ルソン島からサバイバーの方をお迎えします。

第3部 〈「法廷」の判決・勧告と証言をどう引き継ぐか〉15:20-18:00
・米山リサさん
「女性国際戦犯法廷とフェミニズム―NHK番組で削除された部分を中心に」

・パネルディスカッション
鄭暎惠さん(性暴力禁止法をつくろうネットワーク、ちゃめ)
宮城晴美さん(沖縄女性史家)
尹美香さん(韓国挺身隊問題対策協議会)
村上麻衣さん(旧日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画・京都実行委)ほか

【連絡先・お問い合わせ】
・VAWW-NETジャパン Tel&Fax: 03-3818-5903
・アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」
 Tel: 03-3202-4633 Fax: 03-3202-4634
【賛同金を募っています】
 個人賛同一口2000円
 郵便振替口座:00130-2-781701
 名称:女性国際戦犯法廷10周年実行委員会

チケット販売は終了しました!

20101205event1

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2010年11月17日 (水)

NHK番組改変から10年 週刊金曜日

NHK番組改変から10年

週刊金曜日 11月17日(水)14時54分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20101118-00000301-kinyobi-soci

 市民が国際的な協力を得て「慰安婦」問題を裁いた女性国際戦犯法廷開催から今年で一〇年。これを取り上げたNHK「ETV二〇〇一」が政治介入によって大幅に改変された事件で、NHKを提訴した法廷の主催団体VAWW-NETジャパンが裁判記録集・評価集出版記念を兼ね、一〇月三〇日、都内でシンポジウムを開催した。
 番組改変の矢面に立たされ、凄まじい修羅場を経験した当時の番組デスク・長井暁氏が記念講演。事件後、自身で取材したり心ある関係者から寄せられた情報・資料も交えて当時の体験を詳細に語った。NHK側当事者の一人、伊東律子番組制作局長(当時・故人)の会長宛の報告書なども目にしたという。

 長井氏は、幹部の業務命令で改変を余儀なくされたことについて「悩んだ。今でも後悔している。制作に関わったスタッフへの処分など考えると拒絶・放送中止の選択はとれなかった。放送総局長が業務命令を行使したとき現場はどう闘えるのか」と率直に心情を吐露。「幹部がかざす『編集権』に対して、現場制作者の『内部的自由』はどうあるべきか」と、今後議論を深めるよう問題を提起した。

 その後のパネルディスカッションでは裁判原告・弁護団、メディア研究者、支援団体代表が発言。
「沖縄密約事件でも当事者証言が出てきた。NHK幹部にも真実を墓場まで持ってゆかず明らかにすすよう迫るジャーナリスト出よ」

「事件の検証番組を作って視聴者にお詫びする日がNHK再生の日。NHK自身が検証番組をつくることを期待する」

「現場を無視し幹部が改変することが『表現の自由』なのか。現場の表現の自由をどこまで保障するか、取材にかかわった市民がどこまで主張できるのか、現場や市民運動の側が今後も要求や発言を」
「事件後一〇年間、NHKは『慰安婦』問題を番組で取り上げていない。作れと要求すべきではないか」「番組『問われる戦時性暴力』は今、NHK職員も見ることができない。アーカイブスに入れて市民にも見られるように要求すべき」

「番組を見る会など市民と制作現場ディレクターの対話の場を」

「NHKの会長や経営委員を公募して市民の代表を送りこめるよう求めたり、NHK予算の国会審議の仕組みを変えることも再発防止に重要」
 など、今後の課題や展望が語られた。
(小滝一志・放送を語る会事務局長)    

最終更新:11月17日(水)14時54分

週刊金曜日

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2010年8月25日 (水)

続「NHKは恥ずかしくないのか」、番組改変事件の現場責任者が全容を告発 「柴田鉄治のメディア時評」

Title

 昨年2月の私のメディア時評その3、「長井氏の退職、NHKは恥ずかしくないのか」という原稿を覚えている方はおられるだろうか。
 「従軍慰安婦を取り上げたNHK教育テレビの番組が01年の放送直前に改変された問題で、『政治介入があった』と05年に記者会見し、内部告発した長井暁氏が近く退職する」という記事をもとに、長井氏はNHKのコンプライアンス(法令順守)委員会に規程通り「正しい告発」をしたのに、NHKは調べもせずに報復的な人事で制作現場からはずしたうえ、退職にまで追い込んでしまった、それでもNHKは恥ずかしくないのか、と糾弾した原稿である。

 この原稿は覚えていなくても、この番組改変事件とは、05年1月に朝日新聞が「自民党の安倍晋三、中川昭一氏らの介入があって放送直前に改変された」と報じたことで朝日・NHKの大喧嘩に発展した事件であることは覚えておられるだろう。
 ところが、この大喧嘩も、その後NHK側には一切、反省や謝罪の言葉はなく、一方の朝日新聞の側だけが記事は正しかったのに「取材の詰めが甘かった」と頭を下げてしまったため、奇妙な形に終わっていることは、よく知られている通りである。続きを読む
──────────────────────────────────────
NHK、鉄の沈黙はだれのために― * [評者]中島岳志(北海道大学准教授・南アジア地域研究、政治思想史)

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2010年8月 5日 (木)

土井敏邦Webコラム:NHK番組改編事件の告発書 「NHK、鉄の沈黙はだれのために」

        『かたりの椅子』とNHK番組改編事件の告発書(1)

 ・・・・・・・永田氏は、「“私”を生きる」道を選んだ。そのためのどうしてもやり遂げなければならかなった“通過儀礼”が本書の執筆を通して、あの事件が自分にとって、そして関わった人たちやNHKという組織にとって何だったのかを反芻し、整理する作業だったのだろう。・・・・・・──────────────────────────────────────

NHK「番組改変」事件、10年目に披瀝した「闇」 : J-CASTモノウォッチ
   「わたしはこの本で二つのことをやっておきたいと思った。一つは、九年前のできごとをできるかぎり検証しておくこと。もう一つは、事件後のおよそ九年間に、なにがおこなわれ、なにがおこなわれなかったのかをふり返ること。とりわけ、後者を忘れてはいけないと思っている」と、永田氏は記している。

Title01

土井敏邦:『かたりの椅子』とNHK番組改編事件の告発書(2)
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書評:NHK鉄の沈黙はだれのために 永田浩三著 番組改編事件10年目の告白
"今 言論・表現の自由があぶない!" より転載
http://blogs.yahoo.co.jp/jrfs20040729/16183671.html

 本書はNHKのETV番組「問われる戦時性暴力」(2001年1月30日放送)の制作担当者として、はからずも番組改ざんの実行者になった著者が贖罪の気持ちに駆られてまとめた書物である。事件にかかわった役職員が今も沈黙を続ける中でNHKの隠ぺい体質を告発した著者の良心に賛辞を贈りたい。特に、「自分に火の粉が降りかかると、自分は弱い存在だから、自分はサラリーマンだからと逃げる」NHK職員の自己保身体質を執拗に追及する著者に強い共感を覚えた。
 ただ、その一方で著者は、番組改ざんの渦中で板挟みの立場に置かれた伊藤律子番組制作局長を随所でいたわっている。しかし、伊藤氏は放送の直前に海老沢会長(当時)が自分を呼び出して元「従軍慰安婦」らの証言を削除するよう指示したことを著者に漏らしながら、それを公にしないまま世を去った。
また伊藤氏は問題の番組の放送日前に著者を呼び出し、「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」が出版した図書を取り出して同会に属した中川昭一氏が番組にクレームをつけて来たと語ったが、裁判でこの発言が問題になると、あれは放送の後だったと言い換えた。
そうまでして伊藤氏は何を守ろうとしたのだろうか?

著者はまた自分の直接の上司で番組改ざんに手を染めた吉岡民夫教養番組部長を責める気はない、自分も同じ弱虫だからという。しかし、こうまで上司をかばい続けてよいのだろうか?
吉岡氏は安倍晋三氏に呼びつけられたのではなくNHKから出向いたことにしようという口裏合わせがあったことを同僚に明かしたが、この件が裁判で問題になるとあっさりと前言を翻した。

番組製作者の内部的自由は不可欠だ。しかし、こうした自己保身体質を引きずったままでは「仏(制度)造って魂入らず」にならないか? 評者:醍醐 聡 東大名誉教授

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2010年7月14日 (水)

永田浩三『NHK、鉄の沈黙はだれのために-番組改変事件10年目の告白

97847601384181なぜNHKは腐敗したのか? 闇に葬られた番組改変事件の真相とは? 制作現場をもっともよく知るインサイダーによる迫真のドキュメンタリー。「私は多くの人たちを困難に巻き込んだ。自己弁護にいまさら何の意味があろう。時計の針をもとに戻すこともできない。ならばせめて、あのときNHKという世界有数の放送企業の舞台裏で、どんな人間が、どれだけの醜態を晒したのか、明らかにしておきたい」

永田浩三『NHK、鉄の沈黙はだれのために/番組改変事件10年目の告白』
(柏書房)

http://www.kashiwashobo.co.jp/

政治家たちの圧力によって、

従軍慰安婦問題を正面からとり上げた特集番組の内
容が改ざんされた「NHK番組改変事件」。発生から10年の月日が流れたい
ま、事件の核心を知るプロデューサーが事件の真相を告白。

永田浩三(元NHK チーフ・プロデューサー)
1954 年大阪市生まれ。東北大学教育学部教育心理学科卒。日本放送協会(NHK)
入局後、ドキュメンタリー・教養・情報番組のディレクター・プロデューサーと
して番組制作に従事。2006 年、NHK アーカイブスエグゼクティブ・ディレク
ター。2009 年に退職、現在は武蔵大学社会学部教授
──────────────────────────────────────
土井敏邦:『かたりの椅子』とNHK番組改編事件の告発書(2)

         『かたりの椅子』とNHK番組改編事件の告発書(1)
 ・・・・・・・永田氏は、「“私”を生きる」道を選んだ。そのためのどうしてもやり遂げなければならかなった“通過儀礼”が本書の執筆を通して、あの事件が自分にとって、そして関わった人たちやNHKという組織にとって何だったのかを反芻し、整理する作業だったのだろう。・・・・・・

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2009年11月 6日 (金)

ETV2001改変事件-残された課題--武蔵大シンポジウムレポート

シンポジウム ETV2001改変事件・残された課題レポート
~番組の当事者と考えるTVジャーナリズムの現在~
2009年10月24日(土) 午後1時~5時 武蔵大学
パネリスト  長井暁氏 (当時NHKデスク、現ジャーナリスト)
       広瀬涼二氏(当時ドキュメンタリー・ジャパンプロデューサ)
                永田浩三氏(当時NHKプロデューサー・現武蔵大学社会学部教授)
コメンテーター  野中章弘氏(アジアプレス・インターナショナル)
全体進行と報告  小玉美意子氏(武蔵大学社会学部教授)4126m4nk6rl

(主催者より) ETV事件の背景には、NHKと制作プロダクションとのいびつな力関係があります。武蔵大学では、当時の担当者たちを招き、ETV事件が今も問いかける問題について考えます。特に今回のシンポジウムでは、なぜドキュメンタリー・ジャパンは、放送前に制作現場から離れることになったのか。当初放送しようとしていた番組はどんなものだったのか。当時の担当者に詳細に語っていただきます。
───────────────────────────────────
シンポジウムでは最初に改変前の映像が初めて公開されました。
●  圧倒的現実感の証言と決して雄弁ではない米山リサさんの訥々としたコメントは「裁きなくして和解なし」の意味を理解させるものでした。
●  また長井暁氏の
”番制局長名で会長宛に「DJとVAWW-NETがつるんで番組をのっとりPRの場にしようとした」ため我々はそれを未然に察知し防いだのだという報告書が出されている。(NEPとDJを切り捨てることによってみずから身を守るだけではなく、この”功績”により{幹部達は}さらに出世していった。)”ーー
(注:永田浩三氏によれば当初このような”陰謀論”を吹き込まれていたため坂上香さんらのエールにすぐに応えられなかったが、その後DJの広瀬氏に事情を聞きこの説には根も葉もなかったことが解ったと言います。)
ーーとのコメントを聞き、{幹部達の}「災い転じて福となす」術の凄さに危うく拍手するところでした。
以下
詳細レポート

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2009年10月25日 (日)

NHK従軍慰安婦番組、改変前の映像を初めて公開

 従軍慰安婦を取り上げたNHKの番組改変問題をテーマにしたシンポジウムが24日、東京都練馬区の武蔵大で開かれ、改変前の映像が初めて公開された。
(asahi 2009年10月24日22時27分)

 会場で流されたのは、教育テレビで放送された01年1月30日より6日前にあったNHK教養番組部長への2度目の試写版。NHK幹部が政治家に会ったあとカットされた慰安婦や加害兵士の証言が含まれ、放送された40分の番組より約9分長くなっている。関係者が保存していたといい、一部は音声も入っていた。

 シンポでは、当時NHKの職員で番組のチーフプロデューサーを務めた永田浩三武蔵大教授が「なぜ番組が変わったのか、素材もあるのだからNHKは検証番組を作って答えないといけない」と述べた。番組の担当デスクだったジャーナリスト長井暁さんは「権力からの介入を監視するという独立行政委員会の構想はいいと思うが、NHKも介入をはねのける制度を設計しないといけない」と述べた。

関連1
ETV2001改変事件-残された課題--武蔵大シンポジウムレポート

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2009年10月 9日 (金)

NHK番組改変事件 ~何が残された問題か~(9/26)レポート

放送を語る会20周年記念のつどい「NHK番組改変事件 ~何が残された問題か~」(9/26)は当事者、関係者オールスター総出演、満員御礼、立ち見続出 "NHKもChange!" の熱気につつまれた盛会となりました。「視聴者コミュニティ」からも多数の参加があり、「NHKを政治家と官僚から市民の手にとりもどすこと」を確認しあいました。
────────────────────────────────
番組改変問題に関わった重要人物がパネリストとして勢揃いした画期的つどいとなりました。NHK裁判の原告側の当事者とNHK側の当事者とが同席して「真相解明」を行うなどかつては想像もつかない光景でした。壇上には、バウネット・ジャパン共同代表の西野留美子さんと永田浩三ディレクター、長井暁デスク、そしてジャーナリズムの現状に警鐘をならし、その再生をリードする重鎮、原寿雄さんが並んだのです。戸崎賢二さん(第2部は野中章弘さん)の名司会で「2001年の番組改変時」の重要な局面について一つひとつお二人がとった行動、そのときの心中が吐露されました。長井さんが東京高裁での証言で、「・・・もしここで本当のことを言わなかったら,一生私は後悔して生きることになるなというふうに思いました。・・」と述べられ、永田さんも「1月29日改ざんをやった後タクシーの中で泣きながら家路についた」と証言されましたが今回あらためてそれを吐露されました。参加者は水を打ったようにそれに聞き入りました。 湯山哲守(共同代表)
レポート詳細はこちらから
いくつかの発言を紹介します。
────────────────────────────────
NHKは「政治的配慮で番組改変を行った事実はない」という公式見解に固執しています。これに対し
永田氏:総局長から「調べれば政治家の介入があったという結論しかないじゃないか」といわれた。だれもそう思っているが一度きめた「そんな事実はない」という見解を変えられない官僚体質。
長井氏:「外務省密約」とおなじ。「そんな事してどうやって予算とうすの」といわれた。 先日総局長の会見後、横にいた名乗らない人が「今の総局長の見解はNHKの公式見解ではない。」と発言した。(こういう官僚群が変えさせない)
新聞記者もダンマリだ。Img_4920_21_2

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2009年10月 5日 (月)

イベント情報 : シンポジウム ETV2001改変事件・残された課題~番組の当事者と考えるTVジャーナリズムの現在~

9/26に成功裡に開催された
「放送を語る会20周年記念のつどいNHK番組改変事件~何が残された問題か~」 
につづいて、当事者の永田・長井両氏がパネリストとして出席されます。
9/26日ではあまり時間のとれなかった、政治介入以前のプロセスのお話があるそうです。2009年10月24日(土)武蔵大学8号館
__________________________________

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2009年9月 6日 (日)

放送を語る会20周年記念のつどい NHK番組改変事件~何が残された問題か~

放送を語る会が、ETV番組改変事件をテーマに以下のような集会を企画されています。

事件当事者の永田・長井両氏が初めて揃ってパネラーで出席します。
裁判原告のVAWW-NET共同代表西野瑠美子氏も出席します。
ご期待下さい。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
放送を語る会20周年記念のつどい
NHK番組改変事件~何が残された問題か~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
8年前のNHKの番組「問われる戦時性暴力」について、NHKは依然として「政治的圧力による番組改変の事実はなかった」と主張している。
ほんとうにそうなのか・・・・ この集会は、番組の当事者の声を直接聞くことでNHKの公式見解を厳しく問い直し、事件の経過から何を教訓として学ぶか、日本の組織ジャーナリズムの現状を踏まえて討論する。
***********************************************
   2009年9月26日(土)12時~17時
     石神井公園区民交流センター 展示室兼集会室 
     池袋から西武池袋線石神井公園駅北口下車
     徒歩1分(駅前にあり)
***********************************************

あいさつ 松田 浩氏(放送研究者)
        「放送を語る会20周年によせて」

第1部 そのとき何が起こったのか~担当者に聞く
永田浩三 氏 (「問われる戦時性暴力」プロデューサー)
長井 暁 氏 (同番組デスク)
                      聞き手 戸崎賢二(放送を語る会)

第2部 討論「番組改変事件」から何を学ぶか
原 寿雄 氏  (ジャーナリスト)
西野瑠美子 氏  (VAWW-NETジャパン共同代表)
永田浩三 氏  (元NHKプロデューサー・武蔵大学教授)
長井 暁 氏  (元NHKプロデューサー)
司会
野中章弘 氏  (アジアプレス・インターナショナル代表)
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※資料代 800円  (主催団体会員・学生500円)
※終了後懇親会を予定
(会費3000円程度 受付時申し込み)
主催 放送を語る会  練馬・文化の会
協賛 日本ジャーナリスト会議  メディア総合研究所

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