Time Machine:「Time Machine でのバックアップの検証が完了しました。信頼性を向上させるには、Time Machine によって新しいバックアップが作成される必要があります。」について
概要
一部の Time Capsule システムで以前のバックアップが利用不可になるかもしれない問題があることが判明しています。Time Capsule バックアップアップデートでは、新しいバックアップの作成により、影響のある Mac OS X v10.6 システムの信頼性が向上しています。
対象製品
Time Machine, Mac OS X 10.6, Mac OS X 10.5, Time Capsule
Time Capsule バックアップアップデートをインストールすると、次回予定されている Time Machine バックアップの前に、下記の警告が表示されることがあります。
Time Machine でのバックアップの検証が完了しました。
信頼性を向上させるには、Time Machine によって
新しいバックアップが作成される必要があります。
「Start New Backup」をクリックして新しいバックアップを作成します。これによって、
既存のバックアップ履歴が削除されます。新しいバックアップの作成には
数時間かかることがあります。
「Back Up Later」をクリックして、明日アラームが表示されるように設定します。Time
Machine はこの間バックアップを実行しません。
「Start New Backup」ボタンをクリックして、新しいバックアップを作成します。これによって、既存のバックアップ履歴が削除されます。新しいバックアップの作成には、数時間かかることがあります。ヒント:「Start New Backup」プロセスを迅速に処理するには、Ethernet ケーブルを使って Mac を一時的に直接 Time Capsule に接続します。
注意:「Back Up Later」をクリックした場合、24 時間後に同じダイアログが再び表示されます。Time Machine はこの間バックアップを実行しません。Time Machine の状況メニューから「今すぐバックアップを作成」を選択する、または Dock で「Time Machine」アイコンをクリックしたまま押し続けると、いつでもこのダイアログにアクセスすることができます。
ヒント:Mac OS X v10.6.4 以降では、Time Capsule ベースの Time Machine バックアップの検証を開始できます。「option」キーを押したまま、Time Machine メニューバーの項目をクリックします。Time Machine メニューから「バックアップを検証」を選択します。
追加情報
Mac OS X v10.5 をお使いの場合は、以下の手順を実行して、新しいバックアップを開始する必要があるか判断してください。
注意:この処理は数時間かかる可能性があるので、Ethernet ケーブルを使って Mac を Time Capsule に接続してパフォーマンスを上げることをお勧めします。
- アップルメニューから「システム環境設定」を選択します。
- 「表示」メニューから「Time Machine」を選択します。
- スライドバーを「切」にして、Time Machine バックアップを無効にします。
- ディスクユーティリティ (「アプリケーション/ユーティリティ」) を開きます。
- 「Finder」ウィンドウを開き、サイドバーの「共有」セクションで Time Capsule を見つけます。
- Time Capsule をクリックします。必要な場合はパスワードを入力します。
- Time Machine バックアップディスクイメージを見つけます (ディスクイメージのファイル名には、お使いのコンピュータ名が含まれています)。
- ディスクイメージをディスクユーティリティのサイドバーにドラッグします。
- ディスクイメージを選択してから、「Verify」をクリックします。
- ディスクユーティリティに「エラー:ファイルシステムの検証または修復が失敗しました。」という報告が表示されたら、新しいバックアップを開始する必要があります。注意:ディスクユーティリティを使ってディスクイメージを修復しないでください。
Mac の新しいバックアップを開始するには、メニューバーの「Time Machine」アイコンから「今すぐバックアップを作成」を選択します。