真宗大谷派(本山東本願寺、京都市下京区)の安原晃宗務総長は27日、今月25日に仙台地裁で言い渡された裁判員裁判による少年への死刑判決に対し、死刑制度反対と裁判員制度見直しを求める声明を発表。「更生することが難しいなどと断ずることは、私たち人間が生まれ、育ち、学ぶ可能性を奪う」とし、「罪を自覚し償う機会は、少年であればこそ十分に与えられるべき」としている。