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山口組「餅つき」住民招かず 年末恒例、摘発強化影響か

2010年12月2日9時8分

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 指定暴力団山口組が、毎年12月に総本部(神戸市灘区)で開いてきた恒例の餅つきに、今年は近隣住民を招かない旨の通知を総本部の出入り口に掲げたことが、兵庫県警への取材でわかった。県警は「取り締まりの強化を受け、表だった活動を避ける狙いではないか」とみている。

 県警によると、通知は樹脂製の板に書かれ、総本部の出入り口に1日に掲げられた。「(餅つきへの)一般の方々の入場はお断りを申し上げます」と記され、理由については交通上の問題や騒音などを挙げた上で「近隣諸般の事情を鑑(かんが)みて」と説明している。

 餅つきは6代目組長に篠田建市=通称・司忍(つかさ・しのぶ)=受刑者(68)が就任した2005年に始まったという。昨年は住民ら約1千人が参加。子どもの一部に「お年玉」として現金1万〜3万円が配られていたという。

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