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【国際】

金総書記、韓国で好感度低下 それでも菅氏より上

2010年12月1日 朝刊

 【ソウル=篠ケ瀬祐司】韓国内で北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記の好感度が急落した。世論調査会社「リアルメーター」が二十九日にまとめた、韓国を除く六カ国協議参加国リーダーの好感度調査の分析結果から分かった。

 同社が全国の十九歳以上の成人七百人を対象に行った調査によると、金総書記の好感度は1・9%だった。延坪島砲撃事件直後の調査とあって、3・3%だった昨年一月の前回調査からさらに落ち込んだ。

 中国の胡錦濤国家主席も、今年三月の韓国哨戒艦沈没事件後の対応などが影響してか、前回の8%から6・7%に下げた。

 五カ国中で最下位だったのは菅直人首相で、金総書記より0・1ポイント低い1・8%。前回調査時に首相だった自民党の麻生太郎氏の1・5%をわずかに上回ったものの、なんとも残念な結果だった。

 

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