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「Fujiwara Festival〜藤原祭り2010〜」
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スペシャルプロレスマッチ
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■試合前
試合開始前、小林聡がリングに上がりリングアナウンサーを務めてサスケと藤原喜明組長（組長）を呼び込む。続けて初代タイガーマスクと同じくタイガーマスクの扮装で藤原敏男会長（会長）が入場してくる。会長タイガーのマントには大きく酒瓶があしらわれている。会長タイガーは「ビッグタイガー」と小林アナにコールされる。
■試合経過
先発は初代タイガーとサスケ。タイガーが巨体をクルリと回してローリングソバット、続けてローキックと決めペースを握る。しかしサスケはタイガーをコーナーまで押し込んで組長にタッチ。
組長は力比べから張り手を浴びせ、一本足頭突き、脇固めと老練な攻めでタイガーを翻ろうする。そしてサスケにタッチ。代わって出たサスケはコブラツイスト、そして呼び込んだ組長とでタイガーを攻める。
ここで藤原会長が飛び出し、カットプレーを止めない和田レフェリーに怒りの暴行。試合がさっそく荒れ始める。
そこへ「サンダーストーム」が場内に流れ、ジャケット姿で天龍が入場してくる。リングへ上がると藤原会長がはがい締めにされており（いつの間にかマスクが脱がされている）困惑気味の天龍だが、組長とサスケに促され藤原会長に逆水平チョップを打ち込む。連発で見舞われ、たまらず倒れ込む藤原会長。もう胸は真っ赤になっている。
そしてここで入場曲が流れ、さらにＬｉｔｔｌｅ Ｔｉｇｅｒも入場。リング上は混乱状態となっており、チームが分解され、初代タイガー・Ｌｉｔｔｌｅ Ｔｉｇｅｒ組vs.藤原会長・藤原組長・サスケ組という図式になる。
だが、やはり主役の藤原会長が狙われてしまい、今年も出てきた一升瓶で焼酎を無理やり飲まされた後、さらに初代タイガーにジャイアントスイングで振り回されフラフラとなってしまう。そしてやはり最後はお約束のように、なぜか藤原会長が捕まり、参加選手全員の集中攻撃を受け、とどめはＬｉｔｔｌｅ Ｔｉｇｅｒのハイキック。文字通り藤原会長が体を張ったエンターテインメントで場内を沸かせ、スペシャルプロレスマッチは終了となった。
最後は息も絶え絶えの藤原会長だったが、「みなさん、どうもありがとうございました。今年はしっかり練習をして臨もうと思ったのですが、毎晩毎晩３時４時まで佐山先生に飲まされて練習できませんでした」と言い訳をした上で、来年の藤原祭りでの健闘・続闘を約束し、憂さ晴らしとばかりに和田レフェリーへもう一暴行加え、２０１０年の戦いを締めくくった。
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